キッズ補助指導員研修「子どもの育ちをサポートする現場の大人として」

1月31日(金)・2月14日(金)10:00~12:00、横浜市青少年育成センターで放課後キッズクラブ補助指導員研修を行いました。
今回は、よこはまユースが運営する18校のキッズの補助指導員が2日間で126名参加しました。

 

研修に参加した補助指導員の方々

 

前半は、まず講師によるアイスブレイク。オリンピックや雪の話題などで集まった方々の緊張をときほぐしました。
段々と緊張がほぐれてきた所で、ウォーミングアップとしてゲームを行いました。

 

じゃんけんをする講師と補助指導員

 

「じゃんけん負け残り」の時の写真。
一度全員席を立ち、講師とじゃんけんをして、勝った人は座り、負けとあいこの人は立ったままでじゃんけんを続けます。
周りがどんどん座っていく中、最後まで残っていると目立ち、恥ずかしくなったりドキドキしたりします。
こう感じるのは大人も子どもも同じで、目立つことが嬉しいと思う人もいれば、恥ずかしいと思う人もいます。

 

好きな花の名前を読み上げる補助指導員

 

「好きな花の名前」を読み上げている時の写真。
右端に座っている人から左にいる人に紙を回していき、順番に「好きな花の名前」を書きます。
左端まで回ったら右にいる人に回して、ストップの合図をした時に紙を持っている人が書いてある内容を読み上げます。
好きな花を考える時、花だけではなくその花に関わる思い出も一緒に頭に浮かぶと言われ、確かにそうだと思いました。
大人になっても思い出してもらえるような思い出作りは大切です。 

 

他のキッズの方と話し合う補助指導員

 

他のキッズクラブの補助指導員同士で話し合いをする場では、各キッズクラブのプログラムや子どもたちとの接し方など、積極的な意見交換が行われました。

 

講師の話を聞く補助指導員

 

後半は、「子どもの育ちをサポートする現場の大人として」何ができるか考えました。

・「枠」は何か目標を達成するために意識するものであって、縛られるものではない。
・「枠」に捉われる事で子どもの行動を狭めている時があり、その枠を取り払うためには、個々の意識やスタッフ同士でコミュニケーションをとって話し合う事が必要である。
・我慢をするとたまっていき、いつか許容量をこえて抑えられず爆発してしまう。そうなる前に誰かに相談することは大事。
・教えるというのは、これまでやってきたこと(過去)を教えるということ。これからこうなるということ(未来)を教えることはできない。過去の経験を使って未来に活かす。
・目標には親和性だけではなく、課題の達成度も必要。

今回の研修で、個々の意識やコミュニケーションの大切さを学びました。
色々な経験をすることで知識や技術などがつき、できることの幅が広がります。
子どもたちに経験の場や今持っているものを活せる場を提供していきたいと思います。

放課後キッズクラブ

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