年が明けた1月6日。
「みんなへのお年玉です。 食べ物でもお金でもないけれど、でもきっと楽しいものだよ。」
そう言って、和紙でつくったポチ袋を子どもたちに配りました。
「お年玉」という言葉にこぼれそうな笑顔と歓声で応えた子どもたちは、手元に届くまでの間、ポチ袋にキラキラとしたまなざしを注いでいました。
お家に帰るまでは開けない約束でのプレゼント。
みんな中身が気になって仕方がないようで、袋の上から何度も感触を確かめたり、明かりに透かしてシルエットを吟味したり…
嬉しい気持ちを隠そうともしない子どもたちの素直な反応は、微笑ましく可愛らしく、今日ばかりは何でも許せる気持ちになり…かけました(笑)
プレゼントの中身はというと…
窓ガラスに向かって投げると貼り付く、グニャグニャしているおもちゃ。
この数週間で何回窓ガラスに投げられたことでしょう???
おもちゃにとっても本望だったんじゃないかなぁ。
残っているお年玉はと言えば…
今も獲得をかけた主任とのじゃんけん勝負が、毎日繰り広げられています。
― 勝って顔を輝かせる、誇らしげなポーズを決める。
― 負けて肩を落とす、悔しさで顔を紅潮させる。
そんな子どもたちの素直な姿を、今年も一年楽しみにしています。
…後日、
ポチ袋が手作りだと気づいてくれた保護者の方が声を掛けてくれました。
「愛情をこめて作ってくださったポチ袋は、記念にとっておくことにしました。」
こうした一言が、スタッフにとって嬉しい「お年玉」。
来年も楽しみにしていてくださいね~♪