研修センターでは2023年7月・10月に、日帰り型体験教室事業 「のじまチャレンジ教室」 を実施しました。

10月のチャレンジ教室は 「パイオニアリング」 という、ロープワークを活用した構造物づくりにチャレンジしました。

研修センターでは2回目となるパイオニアリング制作ですが、

日常では耳にしない言葉なので、どんな活動かイメージのつかない人がほとんどだと思います。

”何もないところでキャンプ生活をするために作る工作物” を指すもので、

キッチンや吊り橋、はたまたツリーハウスまで、いろんなものを総称した呼び名のことです。

丸太とロープで何でもつくっちゃう！と聞くと、なんだかワクワクしませんか？

今回は丸太とロープを使い、簡易やぐらの製作にチャレンジします。

まずは基本となるロープワークの座学。

今回はロープ結び2つをマスターすれば形になる組み立て方なので、意外とかんたん？

室内で結び方を学んだら、実際に使う丸太を使って練習してみます。

はじめてのロープワークでも、40分ほどでみんなひとりで結べるようになりました。

覚えたロープワークをさっそく使って、みんなでやぐらを組み立てます。

見上げるほどの高い柱も、この後あの高さまで登れると思うと気持ちもワクワク。

「次結びたい人ー？」と聞くと、率先して作業に取りかかってくれました。

組み立て開始から1時間ほどでやぐらが完成！

てっぺんまで登ると地上3mほど、お家の2階から外を眺める感じでしょうか。

ちょっときしむ足場におっかなびっくりな人、するすると頂上まで上がる人、登り方にも個性が出ます。

”こんなものも作れるの!?” というチャレンジになった今回のパイオニアリング体験、参加してくれた皆さんは、

『自分で木と木をロープで結べるようになって、組みあがっていくのが面白かった』

『みんなで協力して作ることができて楽しかった。次はもっと大きいものをつくりたい！』

など、自らの手でものづくりをするクリエイティブ体験を通じて ”自分でつくった” 達成感を味わうことができたようでした。

次はどんなものにチャレンジしましょうか。また参加してくださいね！

◆ のじまチャレンジ教室 ◆

『青少年がはじめての体験にチャレンジするきっかけづくり』 をテーマに、さまざまな体験活動を行う教室事業です。

他月開催の各チャレンジ教室実施報告はこちら
「手づくりチーズでピザづくり 編（7月）」