2度目の台風接近 ~のじまチャレンジキャンプ 実施報告~
まだ夏の日差しが残る9月末、横浜市野島青少年研修センターでは、
『やったことのないことにチャレンジ!』をテーマとした
「のじまチャレンジキャンプ」を実施しました。
横浜市野島青少年研修センターでは、様々な内容の宿泊体験事業を実施していますが、
今回のキャンプでは、仲間と協力する楽しさやチャレンジする気持ちを育てよう!を目標に
カヌー体験やサンドアートづくりといった、普段なかなか体験できない活動を計画していました。
スタッフ一同、参加者のみなさんと一緒にどんなことができるか、わくわく…。
と、ここまで準備をしてきたのですが、今年のキャンプはなぜだか台風に見舞われる…。
8月に実施したサマーキャンプに続き、今回のキャンプでも実施期間中に台風接近が予測されたため、
当初予定していたプログラムを大幅に変更しての実施となりました。
(8月実施のサマーキャンプについてはこちらをご覧ください)
予定は変わってしまいましたが、それでもキャンプがしたい!と集まってくれた参加者のみなさん。
いつものキャンプに比べ若干参加者が少なくなりましたが、
その分一人ひとりに時間をかけながら、仲間づくりをしていきました。
お昼ご飯を食べたら、最初のプログラム、
…の前に、ちょっとした探検ゲームを行いました。
グループに与えられた謎を解き明かし、館内を探検してプログラムで使う材料を集めていきます。
冷蔵庫の中を探したり、水槽を覗いたりして何をしているのでしょうか?
無事に全ての材料を集められたら、1つめのプログラム「塩絵づくり」を行いました。
講師の野島自然観察探見隊の安部慶太郎さんから
海の生き物や野島周辺の海岸についてのお話を聞いた後、
色をつけた食塩を使って、絵を描いていきます。
絵の具と違った感覚に悩みつつも、思い思いの作品づくりに没頭します。
筆や指先を使って、時に繊細に。
紙全体に塩を撒いて、時に豪快に。
ボランティアさんもつい真剣になりました。
そうして出来上がった作品がこちら!
淡い色合いや、塩の結晶の立体感がいいですね。
出来上がった作品を飾り、美術館に見立てたプチ鑑賞会も行いました。
続いては、デザート作りに挑戦です。
今回のメニューはフルーツゼリー。缶詰の果物を使ったのでそこまで難しい内容ではありませんでしたが、
普段食べているゼリーがどのようにつくられているのか、初めて知った人も多かったようです。
ゼラチンを溶かして、フルーツをきざんで、どれも興味津津です。
夕食を食べて、この後は星空観察。
一縷の望みにかけて、雨がやむことを願いつつご飯を食べます。
デザートのゼリーはまだ固まらないので、夜のお楽しみに…。
夜になっても残念ながら雨はやまなかったので、星空観察は室内での活動に変更です。
講師の照日学さんのお話に耳を傾けながら、見えるかもしれなかった星空を眺めます。
せっかくなので、双眼鏡を使った模擬観察にもチャレンジ。
使い方を教わった後、木星や土星といった惑星の模様を観察してみます。
「宇宙に星はいくつくらいあるの?」「一番遠い星までの距離はどのくらい?」など、
気になったことについても、丁寧に教えていただきました。
1日中館内にいましたが、それでも内容は盛りだくさん。
夜食のゼリーを食べながら、思い出をふりかえります。
明日は晴れるといいけれど、果たしてどうなるでしょうか。
キャンプ2日目の様子はこちら!