祝・成人! ~第20回野島クリスマスキャンプ活動報告~
「野島クリスマスキャンプ」は、今年で20年目。
節目の年ということで、例年の宿泊参加に加え、過去5年間の参加者OG・OBにも日帰りで参加してもらいました。
参加者・スタッフ合せて200人近くの人たちが一堂に会し、いつも以上に賑やかなキャンプになりました。
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◆11月29日(日) ふれあいの会
「ふれあいの会」は、参加する子ども・保護者と青年ボランティアたちがキャンプを前に顔合わせする機会です。
この日初めて会うということで、開始直後は子どもたちとボランティアたちとの間に少し距離があるようにも見えましたが、レクリエーションやダンスをするうちに、心の距離も身体的な距離も縮まっていきました。
保護者のみなさんはというと、昼食のカレー作りをしました。
保護者のみなさんも顔を合わせるのはこの日が初めてでしたが、調理を通じて心の緊張がほぐれたようでした。
最後に美味しいカレーを食べ、みんなが笑顔になったところでこの日は終わりました。
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◆12月12日(土) キャンプ1日目
キャンプの幕開けは「サンタ島のクリスマス」のダンス。
みんなこの日のために練習してきたのか、動きにもキレがあります。
温まった身体で向かった先は、野島山の頂。 万一に備えて避難経路の確認です。
実はスタッフたち大人にとって一番きつい活動が、この避難経路をたどる山登り。
息を切らしながら登る大人たちを尻目に、子どもたちは高揚した気持ちそのままに、軽い足取りで進んでいきました。
研修センターに戻ってくると、いよいよパーティーの準備。 ディナー作りの始まりです。
この頃には、各グループともメンバー同士の息もぴったり。 互いに声を掛けあいながら作業していました。
ドライカレーにチキン、ミネストローネと色鮮やかなディナーが次々とテーブルに並び、保護者のみなさんの手によるケーキが雰囲気を一層華やかにしました。
ディナーを美味しくいただいた後は1日目のクライマックス、「クリスマスキャンドル」が幕を開けしました。
20周年を記念して、今年は演奏とダンスの2本立て。
「横浜市立金沢中学校弦楽部」のみなさんとフラダンスグループ「ハラウ オ カレイナ ホヌ」のみなさんをお招きして、軽快な音楽を楽しみました。
キャンドルの時間には参加者OG・OBも加わり、賑わいは最高潮。
歌声が、手拍子のリズムが、会場全体を一体感で包み、外の世界とは別の時間が流れているようでした。
子どもたちの歓声に誘われて(?)、一足早くサンタさんも登場! 子どもたちにプレゼントを届けてくれました。
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◆12月13日(日) キャンプ2日目
まだ眠気の残る身体をラジオ体操で覚まし、2日目も「サンタ島のクリスマス」でスタート。
キレのある動きはまだまだ健在でした。
朝食を済ませると、この日は親子一緒に活動をしました。
木材に顔料やビーズを飾り付けて作る「クリスマスリース」。
お母さんと相談しながら作る子、難しい箇所をお父さんに手伝ってもらう子、自立した姿を見せようと一人頑張る子・・・
みんな思い思いのこだわりを詰め込んだ、オリジナルのリースができました。
みんなのお土産ができたところで、楽しかったキャンプにも終わりの時間が訪れました。
最後はやっぱり「サンタ島のクリスマス」をみんなで踊って、集合写真をパチリッ!
ボランティアたちのアーチに見送られて、子どもたちはそれぞれの日常へと戻っていきました。
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20回目の野島クリスマスキャンプはこうして終わりました。
20年の長きに渡って続けてこられたのも、参加する子どもたちや保護者、ボランティアたちの「楽しかった!」「また参加したい!」という思いに支えられてきたからだと思います。
これからも、「また参加したい!」と言ってもらえるような活動を続けていきたいです。