活動レポート財団だより

  • 掲載日:2014年4月18日
  • 掲載者:事業課

【報告】25年度 子ども・若者どこでも講座

『知っておきたい!子ども・若者どこでも講座』も、開始から2年が過ぎました。

平成25年度は、年間30回を予定したところ、多数の申込みがあり、最終的には43回実施と、好評のうちに終えることができました。

 

この『どこでも講座』は、地域で行われる「子ども・若者」をテーマとした講演会や研修会に、無料で講師を派遣する事業です。

講師がお話しするのは、「インターネット・携帯電話」 「子どもとの関わり方」 「非行・薬物」など、子どもを取り巻く問題に対処するための技術・手法についてではありません。

「子どもたちの自己肯定感の低さ」が問題の根底にあるとの考えから、この自己肯定感を保つためには大人たちはどのような関わりができるかという視点でお話ししています。

以下、参加した方たちの感想をいくつか紹介します。

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 「インターネットの問題」というよりも「子どもと親との関係の問題」だということがはっきりわかった。

 子どもとの関わり方の基本は、昔も今も変わらないのだと思った。

(テーマ:「子どもたちを取り巻くインターネットの環境とその問題点」  対象:主任児童委員)

 

 地域全体で子どもを育てることの大切さを改めて考えた

(テーマ:「中学生と地域住民との顔の見える関係づくりのためにできること」 対象:民生委員・児童委員)

 

 子どもと一緒にいる時間を大切にすることが子どもを見守ることになり、一緒にいられない場合でも、気持ちが子どものそばにあることが大切と知った。

(テーマ:「食がつくる、こころと身体」  対象:民生委員・児童委員)

 

■ 子どもとの関わり方やコミュニケーションを今一度見つめなおしてみようと思った。

(テーマ:「性教育・性感染症の問題」  対象:PTA )

 

■ 非行を防ぐには、顔の見える関係を築くこと、その為には、普段からの声掛けや挨拶が大切と再認識できた。

(テーマ:「非行にはしる子どもたちへの関わり方」  対象:民生委員・児童委員)

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ここに紹介したものは一部ですが、いただいた感想の中には、「再認識した」、「再確認できた」、「改めて感じた」という言葉が多くみられました。

『どこでも講座』によって、参加した方たちは何かしらの気づきを得られた、ということではないでしょうか。

時代の変化とともに子どもたちを取り巻く問題も多様化していますが、“子どもとの関わり方の基本は、昔も今も変わらない”。

そのことに気づき、子どもたちに向き合う自信を深めてもらえたらと思います。

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 『どこでも講座』は、平成26年度も引き続き実施します。

 どこでも講座チラシ

詳しくはこちらをご覧ください。

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