地震、火事など、災害が起こったら、「まず落ち着くこと。 息を吸って!」。
避難する? 通報する? 自分がパニックにならず、何をすべきかを考えよう。
5月18日(水)、子どもの事故予防推進活動をしている「Safety Kids いずみ」との共催で、放課後キッズクラブ・スタッフを対象としたスキルアップ研修を開催しました。
講師は、在日米海軍日本地域統合消防隊予防課長 長谷川祐子先生。3.11東日本大震災の際、停電したキッズクラブで、子どもと一緒に保護者のお迎えを待ったスタッフもいます。“自分を守る”“子どもたちを守る”ためには、「知識(情報)」と「技術」を身につけることが大切と、多くの事例を交えながら、お話してくださいました。耳を傾けるスタッフも真剣です!
「怪しい人に出くわしたら、どうする?」 「エレベータの中だったら?」
「洋服に火がついたときは?」 「煙が充満しているときは?」 「もしドアノブが熱かったら?」
「校庭で遊んでいる時に、大きな野良犬が近づいてきたら?」
「水遊び中に、近くで雷がなったら?」
さらに、先生のお話は、「レスキュー」と「トリアージ」にも広がりました。
「何かがつぶれて、子どもが下敷きになった時、どうする?」
「助けを呼ぶ?」 「消防に電話をする?でも電話がつながらなかったら?」
椅子を使った搬送方法の実習では、椅子の持ち方、持ち上げ方のポイントも教えていただきました。
研修後、参加したスタッフからは、「正しい知識を持ち、シミュレーションをすることの大切さ、そして、子どもたちが自分のこととして、身につけることの重要性を学ぶことができた」「子どもたちに伝え、一緒にやってみたい」「キッズクラブという、自分たちの現場にマッチする危機管理方法を考えていきたい」という声が寄せられました。
小学生のあなたに質問します。 「あなたは兄弟とお留守番をしています。電話がありました。お母さんと話したいそうです。あなたは?」
- 母は留守なので、伝言をどうぞ。
- 今、母は電話にでられません。後でかけなおすので、あなたの電話番号を教えてください。
- 後でかけなおしてください。
- 母はすぐ戻ってくるので、またかけてください。
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