学校現場からお伝えします!【指導員研修】

8月5日(火)、今年も、小学校の先生を中心メンバーとした自主学習サークル「TOSS横浜」の先生方にお越しいただき、指導員研修を行いました。

キッズクラブの現場では、毎日、大勢の子ども達と楽しく関わっていますが、悩みもつきません。

普段はスタッフ会議などで、悩みを共有したり、解決策を考えたりしますが、今回は現職の小学校教員の方々から貴重なお話を伺えるとあって、参加した指導員はとても目を輝かせていました!

 

「どんな内容なんだろう」と座って待っていると…、

「みなさん、立ち上がってください」

まずは、「大人も子どもも笑顔に!グループじゃんけん」からスタートです。 3人組を作り、3人で体を使って表すグー、チョキ、パーのそれぞれのポーズを習うと、他の3人組といざじゃんけん!

 

グループじゃんけんをする指導員たち

 

3人で何を出すか考え、3人で一緒に表現します。勝ったチームはとにかく嬉しそう!

負けてしまったときは、「悔しいー!」と声を出して悔しがっていました!

自分たち自身も楽しみ、「キッズクラブで早速やってみよう!」という声があちこちから聞こえてきました。

 

緊張もほぐれ、和んだところで、「子ども動かす法則」という講座へ。

先生のお話を聞く、指導員は真剣そのもの。

 

子どもたちに何かを伝えるときには、どのように行動すればよいか、どのように話せばよいのか、日ごろ、先生方が実践されていることを、具体的にわかりやすく教えていただきました。

 

講座のお話を聞き入る指導員たち

 

一時一事の原則、全員の原則について

 

先生方の事例を伺いながら、「自分ならどうするだろう?」と考えたり、「なるほど!」と思ったり…、指導員はたくさんのことを吸収することができました。

 

すぐに役立つ貴重なお話の次は、「実演 子どもの動かし方」というワークショップです。

実際に指導員は子ども役になって、小学校の先生から授業を受けます!

指導員は二つのグループに分かれて、「理科実験」と「工作」を体験!

 

「理科実験」グループは、「植物の種はなぜ飛ぶのか」ということを考えながら、実際に種形の模型を作り、飛ばしてみました!

 

理科実験の授業を受ける指導員たち

 

「工作」グループでは、まず、先生が手品を披露。紙コップに水を入れ、逆さにしても水がこぼれません。「え~? なんで?」と指導員たち。

種あかしともに、仕掛けの作り方を教わりました。これもキッズクラブでできそうです。

続いて、紙で作るブーメランを工作!

 

工作の授業を受ける指導員たち

 

自分で作ったブーメランを実際に投げてみると、自分のところに帰ってくるように投げるのが意外と難しい!

 

ブーメランを飛ばす指導員たち

 

先生方の進め方、話し方などをしっかりと勉強させていただくことができました。

 

「Q&A」のコーナーでは、指導員からの具体的な質問に対し、丁寧かつ適切なアドバイスをいただきました。日々、子どもとの関わりの中で、答えは一つではありません。新しい考え方や対応方法を吸収でき、有意義な一日でした。

 

以下、参加者の感想(一部抜粋)です。

  • やはり教員の方の技術は整っていてすぐに参考できるものが多くありました。片付けの指示など早速今日から試してみたい。理科実験も少ない材料で楽しめてとても良いと思った。
  • 現在の抱えている問題について、具体的な事例、提案があり、そのことについて実感できるものばかりで、とても有意義な時間でした。
  • 子供達は常に一定の考えや動きはしないので、個々のバラバラな子供達に伝える時、ポイントを知っていればプログラムやお昼ご飯、片付けなどの時、子供達へ指示出しがスムーズに出来ると思う。ワークショップは普段せまい中である程度同じような日々を過ごして遊んでいる子たちへ、新しい刺激になると思います。
  • 今している行動から、次の新たな行動に移りたい時、今まで指示指導していた「ことばの引き出し」が増えた様に思いました。すぐに活用したいです。

 

放課後キッズクラブ

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