「初めて出会った友達と一緒に遊んだり生活しながら仲良くなる事を体感し、人と出会うことの喜びを感じてほしい」
そんな想いから企画した「キッズ野島交流キャンプ」が2012年10月27日(土)~28日(日)の2日間にわたり開催されました。
テーマは「交流」。参加したのは、港南台第三小キッズクラブ、笹野台小キッズクラブ、寺尾小キッズクラブ、そして27日のみ瀬ケ崎小キッズクラブの4キッズです。
全員でゲームをしたり、キッズ混合のグループに分かれて出し物を考え発表したり、冒険に出たりと、仲良くなるチャンスが盛りだくさん。どきどきわくわく、ちょっぴり緊張を胸に、子ども達はこの日を楽しみに待ってました。
「私の背中の動物は強いですか?」
「強いです。ほかの動物を食べてしまいます」
初めて会った友達に話しかけるのは、だれでも緊張します。自然と顔もこわばっちゃう。
勇気を出して質問すると… ほら、笑顔のおまけつきで答えが返ってきました。
「どこから行こうか?」
「混みそうだから反対からいこうよ」
「早く展望台に行きたい」
手に持っているものは野島公園の地図。
これからグル―プごとに「のじま島の大冒険」にしゅっぱーつ!
午前中に楽しい遊びをして、緊張が解けた様子の子ども達は、作戦会議をしながら冒険に出ます。
公園内に作ったチェックポイントではゲームに挑戦。みんなで協力してクリアしました。
夜のプログラム、キャンドルファイヤー。
グループで考えた出し物の発表です。歌を歌ったり、ダンス付きで合唱したり、トランプで手品を披露した子もいました!
一生懸命に披露する友達を見ていると、どこからともなく手拍子が。キャンドルの火とはまた別の、温かい空気がみんなを包みます。
真ん中にあるキャンドルの火は、火起こし器を使って子ども達が起こした「手作りの火」。
交代しながらみんなで起こした火は、終了まで力強く燃えていました。
2日目は雨のため、研修室でゲーム大会!!スタッフも子どもたちの元気に負けじと加わります。
「こっちこっち」「まてー!」「がんばれー」写真のピントが合わないほど、走って動いて笑って叫んで。
顔にはキラキラ光る汗と、満面の笑みが!! 緊張なんて、どこかへとんで行っちゃった。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、お別れの時間に…。
「バイバイ」「またね」「次も来るよ」ともに遊び、生活した友達へのあいさつが飛び交います。
2日間という短い時間で仲良くなれるのは、子どもならではのパワーでしょうか。
学校やキッズクラブでもこのパワーを発揮してね。
後日の話。参加したあるキッズにお邪魔すると、「キャンプの人だー」と懐かしいメンバーが近寄ってきてくれました。子ども達にとって、キャンプは大きな思い出として残っていることを実感し、とてもうれしくなりました。
企画・準備・実施と、大変なことがたくさんありましたが、「楽しかった」の一言で、スタッフの心は励まされます。今後も子どもの「楽しかった」をたくさん引き出せるように、スタッフ一同、頑張っていきます。
コメント