2013年の夏、学生国際ボランティア団体RUKEが企画し実施した「ネパール交流会」。キッズクラブのこども達が描いた「将来の夢」をもってネパールの小学校を訪問した学生が、報告と現地小学生の「質問」を持って、再び来てくれました。
前回参加した、秋葉小キッズ、南瀬谷キッズ、岡村キッズの3キッズが今回も参加。2回目の参加でも、ちょっと緊張の面持ち…。
その緊張をほぐしてくれたのが、学生のアイスブレイクとコミュニケーション。とくに、子ども達にたくさん話しかけてくれたことで、少しずつ心の氷が解けていきました。
「(名札をみて)〇〇って名前なんだね。よろしくね。」
「一緒にペアになろう。」
キッズのみんなも、学生の思いに頑張って応えました。
「がっちゃんこゲーム、もう一回やりたい」
(ある学生への罰ゲームの質問で)「好きな人はだれですか?」
…思わずスタッフも吹き出しました。
ネパール語で自己紹介しながら盛り上がったのが、じゃんけんゲームです。
「メロナム ハナコ ホ (私の名前はハナコです)」
「メロナム タロウ ホ (私の名前はタロウです)」
『じゃんけんポン!!』
ゲームやダンスを一緒に楽しみ、お昼ご飯を食べたころにはすっかり仲良し!
目の前のホワイトボードに大きく映し出されたのは、学生がネパールを訪れたときの映像。ネパールの町や小学校の様子、現地の方との対談をしている映像を見て、子ども達はネパールのことを知っていきます。
『あなたの名前はなんですか。何歳ですか。』『お母さんお父さんの名前はなんですか。』
ネパールの、同じ小学生からの質問に、手を挙げてくれたキッズの子たちが答えます。
「メロナム…」あれ?声がさっきと違う?
それもそのはず。目の前にはカメラが!キッズの子ども達からの答えや質問を記録し、再びネパールに届けてくれるそう。素敵な架け橋です。
「ネパールにお箸はありますか?」「勉強はすきですか?」「好きなスポーツは水泳です」
質問からメッセージまで、キッズからのメッセージをRUKEのみなさんに託しました。
直接会うことは難しい。けれど、架け橋をしてくれる人に託して、海を越えた同世代の人とつながることができる。キッズの子たちにとって、海外の同世代とつながることは初めての経験だったでしょう。この経験が、大きくなったときに自分の路を選ぶきっかけや原動力となったら、RUKEもキッズスタッフも嬉しい限りです。
最後になりましたが、RUKEのみなさん、キッズクラブに声をかけてくださり、ありがとうございました。子ども達もスタッフも、楽しく学ぶことができました。今後、この活動がさらに発展していくように、よこはまユース一同、応援しています。
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