第3回オールクリーン野島ビーチ実施報告(12月21日)
2019年12月21日に実施しました『オールクリーン野島ビーチ』は、
個人、家族、学校、部活、サークル、友達同士など、総勢57人の方に参加いただきました。
参加いただいた皆さま、ありがとうござました。
ここ野島海岸でも、台風15号、19号の影響がまだまだあり、
海岸の波打ち際に打ち上げれらたプラスチックごみをはじめ、
さまざまな漂流物がありました。
なかでも、流れ着いた葦に絡んでしまったプラスチックごみが多くあり、
取り除き、分別をするのが大変!
他にもペットボトル、レジ袋などの目につく大きなプラスチックごみも多数あり、
大量のごみの集計を参加していただいた方全員で仕分けをし、個数を数えました。
もくもくとペットボトルのキャップ集め、数えていた高校生、
部活の仲間同士で協力をしながらビニール片を数えてくれた高校生。
流れ着いた流木を運んでくれた大学生のサークルメンバー。
「ライターあったよ!」など参加者同士で声をかけあってくれたみなさんで集計をしていただきました。
それぞれができることを懸命に「横浜唯一の海岸をきれいにしたい」との思いで海岸清掃をおこないました。
今回もアメリカロサンゼルスに集めたごみの集計を送りました。
今回ご参加いただいた方たちが集めてくださったゴミのデータです。
次回の「オールクリーン野島ビーチ」は2020年2月22日(土)です。
みなさまののご参加をお待ちしております。
「オールクリーン野島ビーチってなんのために始まったの?」
野島海岸は横浜市で唯一埋め立てではない自然の砂浜です。
海岸線の長さは大潮時でたったの500メートル!
以前は開発による影響で、生き物の少ない汚れた海でした・・・。
この現状を変えるため、海を愛するボランティア市民団体「海をつくる会」が立ち上がり、
生物調査や海岸のゴミ拾い、アマモの移植といった活動を始めました。
※アマモ(甘藻)とは?
アマモが群生している場所は「アマモ場」「藻場(もば)」と呼ばれ、
水の流れを和らげたり、外敵から身を守る隠れ場所にもなり、
魚などの生き物の生息場所・産卵場所にもなることから「海のゆりかご」とも呼ばれます。
活動の甲斐もあり、今では移植したアマモが定着してきました。
アマモを住処とする個性豊かな面白い生き物たちが暮らしています。
暖かい季節には海岸に多くの人が訪れ、
潮干狩りや生き物観察などで野島の自然を楽しんでいます。
しかし、海浜清掃では毎回大量のゴミが漂着しており、
ガラスの破片や大きな流木、さらには注射器など
怪我をする危険のあるゴミが見つかることもあります。
オールクリーン野島ビーチは、生き物の生息環境を守るため、
海を楽しむ人たちの安全のために始まった活動なのです。
ぜひ、海の環境について考えるきっかけに
オールクリーン野島ビーチに参加してみてはいかがでしょうか?
お一人で、お友達と、ご家族で、職場や学校のお仲間と ・・・etc
ぜひご参加ください。