【研修センター】食育教室を実施しました(おさかな編)
「 おさかな、さばきました!」
魚料理、ご家庭では週に1~2回食卓に並んでいるかと思います。
焼き魚・ムニエルなど、定番料理は多いですが、
中には、お魚を切り身でしか見たことがない、という子どもたちもいるようです。
そんなお魚に触れ、自分でさばいて食べることで、
お魚や食への関心を深めてもらおうというねらいのもと、
研修センターでは先日2月18日(日)、小学4年生~中学3年生とその保護者を対象として、
様々な調理法を使って、魚料理にチャレンジする食育教室 『おさかなクッキング』 を実施しました。
今回の講師は、料理研究家・食育コーディネーターであり、
クッキングサロンを主催する長島由佳先生。
前日に先生が直接南部市場に出向いて見定めてきたお魚を使って、料理をしました。
用意されていたのは、丸々1匹の鯛!しかも各家族分です!
これをさばいて、メインの料理を作っていきます。
その他にも、イワシやホウボウなど数種類のお魚が並びました。
まずは料理に使うお魚についてのレクチャーの後、
基本の状態である 「三枚おろし」 のやり方を教わります。
切り身で並んでいるお魚がどのようにしてあの形になっているか、参加者も興味津々です。
先生から教わったら、早速実践!
ひとつひとつ思い出しながら、お魚と向き合っています。
お父さんと一緒にチャレンジ、1人でチャレンジ、
分からないところは先生が丁寧に教えてくれました。
鯛に続き、鰯の手さばきも体験しました。
その他のお魚をさばき終わったら、それぞれの料理へと変身していきます。
そうして出来上がったメニューを、ここで特別にご紹介いたします!
~ おさかなクッキング 本日のメニュー ~
【御飯】 鯛めし
【汁物】 鯛の潮汁
【蒸物】 鯛の蒸し物
【焼物】 鰯の蒲焼き
【揚物】 切り身魚のきのこあんかけ
参加者のみなさんのほとんどは初めてお魚をさばいたようで、
「三枚おろしにするのが難しかった」 「包丁の当て方や力加減が難しかった」
といった感想があがりました。
きれいな三枚おろしにするには、たくさん練習が必要ですね。
ですがその分、お家であまり作らないメニューを食べることができ、味はもちろんのこと
「さばき方も分かり、いろいろな料理が食べられたのがうれしかった」
とのことでした。
野島の海で獲れたお魚で…というわけにはいきませんでしたが、
食材について知ることができる、いい機会になったようでした。
食育教室は来年度も実施予定です。お楽しみに…!