気力、体力、時の運 ~よこはま横断ハイク 報告①~
ここのところ日が長くなり、春一番も吹くなど、少しずつ冬から春への移ろいを感じられるようになってきましたね。
暦の上でも季節の変わり目となる節分の日に、こども自然公園青少年野外活動センターとの共同企画で「大規模災害被災体験」をテーマにしたキャンプを行いました。
その名も、『よこはま横断ハイク』。
研修センターを起点に、途中電車移動も含めながら、こども自然公園青少年野外活動センターまでの約20kmを歩くことがメインのキャンプです。
春の入り口とはいえ、まだまだ寒さの残る中、5組11人のご家族が2泊3日の挑戦に臨みました。
★☆★★ ★☆★★ ★☆★★ ★☆★★
1日目は、夜8:00の集合。
自己紹介や歩行ルートの確認を手短に済ませると、参加のみなさんは翌日の早起きに備え、早めの床に就きました。
2日目の起床は、なんと朝4:30!
1時間後には出発というタイトなスケジュールのため、起きぬけに荷物をまとめたり昼食用のお弁当をつくったりと、みなさん大忙し。
準備が終わる頃には、身体から眠気は消えていました。
予定時間を少し回ったものの、まだ暗がりの残る中を、いざ出発。
ここから新杉田駅を目指します。
10分ほど歩いたところで太陽も起床。
水平線上に広がっていく黄色と青のグラデーションに、みなさんからは歓声が上がりました。
金沢区を走るシーサイドラインと並走するように、海を眺め、工場群を抜けて進む挑戦者たち。
ときおりストレッチで体をほぐしつつ、3時間、約8kmの道のりを無事に歩ききりました。
新杉田駅からは電車に乗って横浜駅へ。
穏やかな冬晴れのこの日、車窓をのぞくと、青空にくっきりとした富士山が浮かんでいました。
<続>