活動レポート野島青少年研修センター

  • 掲載日:2021年12月14日
  • 掲載者:nojima

自分で火おこし。自分のごはん。~ のじまチャレンジ教室 実施報告 ~

研修センターでは先月11月23日、 『青少年が新しいことにチャレンジするきっかけづくり』 をテーマとした

「のじまチャレンジ教室 ~直火でご飯をつくってみよう 編~」 を実施しました。

 

研修センターでは、例年様々な内容の体験事業を実施しています。

最近はコロナ禍でイベント中止が続いていましたが、晴れてようやく実施となりました。

 

今回の活動は、「飲料缶を使った簡易炊飯」 と 「火の扱い方」 の2本立てです。

林間学校でやった飯ごう炊飯や最近話題の 「メスティン」 など、アウトドアでごはんを炊くアイテムはいくつかありますが、

この教室では、身近に手に入る飲料缶を使って、ひとり分のご飯を炊く方法にチャレンジしました。

 

   

空き缶を2つ使い、1つはかまどに、もう1つは炊飯釜にして、缶にお米を入れてご飯を炊きます。

缶切りやカッターナイフなどがあればお家でも作れるので、バーベキューの時はもちろん、

万が一の災害時にも活用できる、お手軽工作&クッキングです。

 

まずは自分が使うかまどと炊飯釜の準備をして、ここでちょっとお勉強タイム。

ご飯を炊くには火が必要ですが、どうすれば 「ものに火がつく・燃える」 のでしょうか。

みんなで野島公園で燃えやすそうなものを集めてきて、火がつくかどうか、みんなで実験をしてみます。

 

   

集めてきた枝や葉っぱに火つけてみますが、なかなか燃えない…。

そう、ものに火がつき、燃えるためには、3つの条件 「もえるもの」「温度」「空気」 が大切なんです。

たき火もキャンプファイヤーもかまども、形は違っても燃える仕組みは一緒、

みんなで火のつく条件を確認したら、いよいよご飯炊きがスタートです!

それぞれのかまどでご飯を炊いていきます。

 

   

今回は燃料として牛乳パックを使用しましたが、火力を一定に保つのにちょっと一苦労。

「消えちゃったー!」の声もあちこちで聞こえてきます。

どうして消えたんだろうね?とスタッフと一緒に考えながらチャレンジすること30分ほど、

いい香りとともにそれぞれのご飯が炊きあがりました!

自分で作った、できたてのご飯をお皿に盛って、いただきます。

 

 

半日のプログラムはあっという間でしたが、参加者の皆さんからは

『牛乳パックの切ったのを火の中に入れるのは難しかったけど、自分で炊いたのを食べられてうれしかった』

『家などでご飯を炊く時は炊飯器でやっているから、缶を使ってご飯を炊くことはなく、火を使って何かすることも好きなので楽しかった』

『リーダーがすごく優しくて、親しく話してくれて楽しかった』

などの感想が寄せられました。

 

研修センターでは2021年度下半期に、イベントをまだまだ実施予定です。

今できることで、少しずつでもいろんなことに 『 チャレンジ 』 してもらえればと思います。

 

 

◆ おまけ ◆

 

 

   

イベントには、高校生・大学生年代のボランティアさんがリーダーとして活躍しました。

参加者が来る前に、みんなで活動内容を確認し、安全に楽しく活動できるように準備をしています。

今回は活動の中で缶切りを使いましたが、リーダーさんにも 「今日初めて缶切りを使う!」 という人がいて

リーダーの皆さんにとっても、新しいことにチャレンジ!となりましたね。

 

研修センターでは、こうしたイベントを一緒につくりあげる青少年のボランティアを募集しています。

最新の募集情報は こちら をご覧ください!

 

 

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