手づくり望遠鏡で月は見えた? ~大人の自然体験ワークショップ 実施報告~
先日2月28日(土)、研修センターでは、大人が体験活動を楽しむプログラム 『大人の自然体験ワークショップ 手づくり望遠鏡で月は見える?』 を実施しました。
当日は、国立天文台やはまぎんこども宇宙科学館などで職員をされていた山田陽志郎さんを講師にお迎えし、
星や自然体験に関心のある大人や親子など、多くの方にご参加いただきました。

今回の天体望遠鏡づくりに使用したのは、老眼鏡やルーペなど、身近に手に入れることができるもののみ!
老眼鏡を分解してレンズを取り出したり、ルーペを重ね合わせたりして、手作りの望遠鏡を組み上げていきました。
組み立て自体はそこまで難しくはありませんでしたが、ピントを合わせたり揺れないように押さえたりと使い方に慣れがいるため、
参加者の皆さんも最初は苦戦している様子でしたが、コツを掴んでくると、徐々に自分の望遠鏡を使いこなせるようになっていきました。

いざ完成した望遠鏡を夜空に向けてみると、既製品にも劣らないほどはっきりと月のクレーターまで観察することができました。
直前まで雨予報が続き天候が心配されましたが、見事な晴天に恵まれた絶好の観察日和となり、
講師の先生による解説に耳を傾けながら、自分たちの手で作ったレンズ越しに月景を眺めたり、本物の天体望遠鏡と見比べたりして、
時間を忘れてしまうくらい、夜空に没頭した観察会となりました。
参加者の皆さんからは、
「手づくりの望遠鏡で月のクレーターが見えるとは思ってもみなかったので、感動した。」
「自分で夜空を見ているだけではわからないことを先生に教えていただけて、とても楽しかった。」
「首が痛くなるほど集中して空を見た。新鮮な体験だった。」
といった感想をいただき、大人もこどもも夢中で夜空を見つめる、充実したワークショップとなりました。
望遠鏡や天体観測と聞くと、専用の道具がないとできないような ”縁遠い活動” に感じがちですが、
今回の活動がそんなイメージを変えるきっかけになり、ふと空を見上げる時間が増えていくなど、
自然体験やこどもとの体験活動につながる機会になったら、とても嬉しく思います。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました!
