研修センターでは2021年11月から2022年3月にかけて、日帰り型体験教室事業 「のじまチャレンジ教室」 を実施しました。

2月のチャレンジ教室は 「ロープワーク」 をテーマとし、

ロープワーク講習とそれを活用した簡易工作物 「パイオニアリング」 の製作にチャレンジしました。

パイオニアリング、ちょっと聞きなれない言葉かと思います。

開拓地や荒野など、何もないところでキャンプや生活をするために作る建造物のことで、

簡単な調理台やゲート、吊り橋やツリーハウスまで、いろんなものを総称した呼び名のことです。

今回は丸太とロープだけを使って、簡易の物見やぐらをつくることを目指します。

まずは基本となるロープワークの座学。

難しいものを何種類も使うのかと思いきや、今回は２つの結び方を覚えればできる組み立て方なので、

くりかえし練習してマスターします。

意外にもさくさく進み、なんと40分ほどでみんな完璧に。すごいです。

覚えたロープワークをさっそく使って、みんなでやぐらを組み立てます。

身長の２倍ほどにもなる長い柱と、横棒になる短い柱を組み合わせて、ロープでしばる。

慎重に、ていねいに、ひとつひとつ確認しながら作業を進めました。

1時間ほどでパイオニアリングも完成！

順番に登ってみて、上からの景色を堪能します。

想像よりも高く見えるようで、口々に 『高ーい！』 と歓声があがりました。

パイオニアリングはもちろん、ロープワークも初めての体験となった参加者の皆さん。

『釘などを使っていないのに、乗っても大丈夫ですごく面白かった』

『普段登らないような高い場所に、しかも自分でつくった場所だったので、普段と違って楽しかった』

など、達成感のあるコメントがたくさん聞けたイベントでした。

◆のじまチャレンジ教室◆

『青少年が新しいことにチャレンジするきっかけづくり』 をテーマに、さまざまな体験活動を行う教室事業です。

他月開催の各チャレンジ教室実施報告はこちら
「直火でご飯をつくってみよう編（11月）」　「はじめてのたき火編（1月）」　「謎解きハイキング編（3月）」