【研修センター】避難訓練を実施しました
『16分、2.8m』
これは、神奈川県が発表している「津波浸水予測図」において、
研修センターに影響が及ぶと考えられる津波予測のうち
最短での到達時間とその高さです。
こうした万が一の事態に備えて、研修センターでは避難訓練を実施しました。
今回の想定はセンター内に利用者がいる時間帯に地震が発生、
規模は分からないが津波発生の恐れがあるため、野島山への避難を行う、というものです。
放送でビジターホールへの集合を呼び掛けた後は、職員が施設内を巡回して利用者を誘導、
全員の集合を確認した後は、野島山へ避難していきます。
『 お(押さない) ・ か(駆けない=走らない) ・ し(しゃべらない) ・ も(戻らない) 』 の約束を守って、野島山の頂上を目指します。
桜のつぼみが目立ち始めたこの日、うっすら汗がにじみます。
地震発生の合図から約15分、避難者全員が野島山の頂上に到着しました。
今回は遠回りになる坂道を使っての避難でしたが、3月末には頂上までの階段園路が完成し、
避難経路はもう少し短縮されます。
それでも、満室に近い日や夜の時間帯での避難となると、
これ以上の時間がかかってしまうかもしれません。
避難が必要な場面が起きないことを願いつつ、
いざという時に備えて、より良い行動が取れるよう
職員一同、訓練を重ねていきます。