一足早い海開き ~のじまチャレンジキャンプ 実施報告(1日目)~
春の日差しから夏の日差しへと少しずつ変わってきた5月18日・19日、
横浜市野島青少年研修センターでは、『やったことのないことにチャレンジ!』をテーマとした
「のじまチャレンジキャンプ」を実施しました。
横浜市野島青少年研修センターでは、毎年様々な内容の宿泊体験事業を実施しており、
今回のキャンプでは、研修センターの特色である海や自然の環境をふんだんに取り込んだ、
干潟の生き物観察や海遊び、星空観察などといった活動を計画していました。
新年度・新元号になって初めてのキャンプ、どきどきのスタートです。
今回は約半数が小学校3年生という構成だったため、いつもよりも賑やかな印象でしたが、
初対面同士ではどうしても緊張してしまうもの。
手遊びなどで心も体もほぐしながら、グループづくりを行っていきます。
お昼ご飯を食べたら最初のプログラム、
手作りいかだで海遊びをしました。
いかだというと丸太組みのワイルドなものを想像する方も多いと思いますが、
研修センターではより安全に実施ができるよう、畳ほどのサイズの板を使用しています。
作るのは比較的簡単ですが、板1枚あたり2人までしか乗れず、
グループのみんなで乗るには、複数枚の板を組み合わせなければいけません。
並べ方によっては作業が大変だったり、乗った時に不安定だったりと、これが結構奥深いのです…。
とりあえず2人乗りで漕ぎ方の基本をマスターしたら、みんなで乗れるサイズのいかだで
協力して海に漕ぎ出していきます。 目指せ八景島!
写真を見ると結構な距離を漕いでいる雰囲気ですが、
実際には命綱が届く範囲までの限られたエリアで行ったり来たりしています。
それでも岸辺からは50mほど離れており、ちょっとした冒険です。
ちなみに、野島海岸はある程度の場所までは遠浅の海のため、
活動エリア内の水深は深くても1mほどです。
午後いっぱい海で遊んだ後は、お待ちかねの夕食、
今回はカレーライスとサラダにデザートと、定番メニューにしました。
でも、そこはチャレンジキャンプ。参加者の皆さんと 「1時間 de ゼリー」 づくりにチャレンジ!
売り物には及ばなかったものの、まずまずの出来栄えでした。
(ご飯に夢中で写真がありません。ごめんなさい!)
夕食後のプログラムは星空観察。
昨年は雨で観察ができず残念な思いをしたプログラムですが、
先日研修センターに寄贈していただいた天体望遠鏡を使って、今年こそは!と再チャレンジしてみました。
講師は、小学館の図鑑で執筆協力をされている山田陽志郎さん。
国立天文台天文情報センター職員をはじめ、各地の博物館や研究施設等で勤務をされていた方で、
お話の内容はまるでプラネタリウムに来ているかのようでした。
みんなで、この後見る月についての解説を聞いています。
満を持して外へ!…と出かけたのですが、
残念ながら雲がかかってしまい、月の観察はできませんでした。
雲の切れ間があるかなと期待しつつ、用意した望遠鏡や双眼鏡で空を眺めます。
頭も体もいっぱい使ったキャンプ1日目。
明日の活動に期待しながら、就寝時間を迎えました…。
2日目の様子はこちら!