雲の切れまに ~のじまチャレンジキャンプ 実施報告~
何度も上陸する台風に悩まされた9月末、横浜市野島青少年研修センターでは、
『やったことのないことにチャレンジ!』をテーマとした「のじまチャレンジキャンプ」を実施しました。
前回の1日目レポートに続き、今回は2日目の様子をお伝えします。
(1日目の様子はこちら!)
雨の中スタートしたのじまチャレンジキャンプ、2日目も雨はまだやみません。
朝食のメニューはカートンドッグという、牛乳パックを燃やしてつくるホカホカのホットドッグなのですが、
雨の中では火がつかず…うーん。
急遽シートで屋根をつくり、雨をしのぎながら調理しました。
自分で具材をはさみ、アルミホイルを巻いて準備をします。
火をつける時は、みんなの期待と注目が集まる一瞬です。
できあがったホットドッグは、「焦げたけどおいしい!」と大満足のようす。
降っていた雨もあがりはじめたので、気分を変えて外で食べたグループもありました。
今度は自分たちだけで火をつけて、お替わりの分をつくります。
朝食後は、キャンプ最後の活動であるキャンドルグラスづくりを行いました。
1日目に聞いたお話で出てきた「ビーチグラス(海岸に流れ着くガラス片)」を使った工作です。
海岸にあると危険なゴミですが、見方を変えればガラスのかけら。
色とりどりの光がこぼれる様子は、ろうそくの灯りととてもよく合います。
もちろん、こういったものがゴミとして流れてこないことが一番なのですが。
好きな色や形のガラスを探して、土台に貼り付けていきます。
同じ色にこだわった作品、すきまなく貼りつけた作品、ガラスの凹凸を活かした作品、…。
1日目の塩絵と同じく、作品には一人ひとりの個性がよく表れています。
作品を作り終える頃には、なんと空には太陽が!
待ち望んでいた太陽が最後に顔を出してくれました!
せっかくなので、日の陽かりにきらめく作品と一緒に記念撮影です。
お友達もいない、しかも台風も近づいてきている、という不安を抱えての参加で堅かった表情も、
退所式ではみんな柔らかな笑顔になっていたのがとても印象的でした。
今年できなかったこと、また来年チャレンジしに来てくださいね!