活動レポート野島青少年研修センター

  • 掲載日:2015年7月26日
  • 掲載者:nojima

煮え切らない天気 ~野島カヌー体験キャンプ2015 報告~

毎年好評をいただいているカヌー体験を中心にしたキャンプを、今年は7月4日~5日の日程で開催しました。

前日からのはっきりしない天候のため実施が心配されまれましたが、子どもたち40人分の思いと大学生ボランティアたちの熱意が天に届いたのか、なんとか実施することができました。

 

1日目、初めて会う仲間に子どもたちは緊張を隠せない面持ちでしたが、レクリエーションやミニゲームをするうちに少しずつ心がほぐれ、お昼時にはすっかりリラックスした様子。

昼食は、学生ボランティアたちお手製のカレーライス。

栄養学部の学生たちなので、味はもちろん、栄養バランスもばっちり!

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食前には、食事や食材についてのお話しもしてくれました。

 

腹ごしらえができたところで、いよいよカヌーに乗艇。

カヌーの定数に限りがあるため、子どもたちは半分にわかれて交代で乗ることに。

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少し不安そうな顔をしながら、ぎこちない手つきで海へと漕ぎ出す子どもたち。

講師のアドバイスを注意深く聞き、あれやこれやと試行を繰り返しながら進んでいきます。

時折降る雨や風とも格闘しながら漕ぐこと約1時間。

岸辺に戻ってきたころには、なんだか少したくましくなったように見えました。

 

カヌーを待っている間は何をしていたかというと、自然海浜で海の生き物観察をしました。

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アサリを探してもくもくと砂を掘る子、きれいな貝をあれこれと拾い集める子、カニやヤドカリを夢中になって追いかける子・・・

活動の様子から子どもたちそれぞれの個性が垣間見られました。

 

海で消費したエネルギーを補給するには肉料理が一番!

ということで、夕食はバーベキューを予定していましたが、あいにくの雨により急遽、室内で焼き肉をすることに。

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仲間たちとテーブルを囲んでワイワイ、ガヤガヤ。

野外の開放感を味わえなかったのは残念でしたが、お腹も心も満たされたようでした。

 

天候の影響で星空観察も中止することになり、替わりのプログラムとしてブロックを使ったゲームを行いました。

このゲームはグループに分かれて行い、各グループ内で話し合いながら課題をクリアしていくという、チーム力が試されるゲームです。

これまでの活動で築いた友情を基に平和的に進めるグループがあれば、友情を築いたからこそ何でも言い合い、意見を戦わせながら進めるグループもあり、グループそれぞれでドラマが生れていました。

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2日目、この日も天気は雨。

カヌーや外での活動はあきらめ、室内で工作を行いました。

少し疲れているようにも、外に行けずがっかりしているようにも見えた子どもたちでしたが、活動が始まれば新た、にできた仲間との会話、一緒に過ごす時間が楽しいらしく、表情に明るさが戻ってきました。

工作が終わると、いよいよお別れの時間です。

子どもたちは、目に見えるもの・目には見えないもの、たくさんのお土産を手に帰っていきました。

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 この2日の間に、子どもたちは様々な思いを抱き、様々な考えに触れたことと思います。

何かをしたという体験も思い出ですが、体験のなかで得た思いや自分と異なる考えも大切な思い出として心に残してもらえたら嬉しいです。

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