【報告】平成24年度第2回「よこはまの青少年の体験活動に関する懇話会」実施しました。
10/18(木)に、今年度2回目の「よこはまの青少年の体験活動に関する懇話会」を実施しました。
前回の話し合いで、今年度は「それぞれの団体の活動に参加し合い、参加した活動について意見交換」していくことに決まりました。
そこで今回は、実際に参加・見学した活動について報告と意見交換を行いました。
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報告①「野島海岸の海浜清掃」(主催:海をつくる会)
日時:平成24年8月18日(日)13:00~14:30
場所:野島公園(金沢区)内野島海岸
概要:横浜市内唯一の自然海岸である野島海岸に漂着するゴミを拾い、自然環境の保全を図る。
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「自然を守る」というと、目標の大きさについつい力が入ってしまいますが、この活動は、時間を決めて短時間の中で拾えるゴミを集め、時間がきたら止める、という気負いのない活動です。
海岸清掃は、一度行えばそれで終わりではなく、定期的に行わなければ海岸はどんどん汚れてしまいます。これまで活動を継続させてきた経験に裏付けられた気負いのなさに、「続けることにこそ意味がある」という主催者の思いを感じました。
シンプルで誰でも参加できる活動なので、たまたま遊びに来ていた方や近くで作業している工事関係者の方なども参加していました。この日は大人の参加が多く見られましたが、気軽に参加できて、成果が目に見える活動なので、子どもたちにこそ参加してほしいと思いました。
報告②「指導者研修会 講座『配慮が必要なこどもたちの理解と対応』」(主催:ガールスカウト横浜市連絡協議会)
日時:9月15日(土)13:30~16:00
場所:横浜市青少年育成センター第1研修室
概要:横浜市中部療育センターの古澤紀子氏を講師に迎え、主に発達障がいの子どもについて、どのようなことを苦手とし、どのように支援したらよいかについての講義。
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以前に比べ、リーダーたちが子どもの対応に困る場面が増えてきたため、指導者研修の一環として、配慮が必要な子どもへの関わり方について学ぶ機会を設けたとのことでしたが、質疑応答の時間に参加者から多く質問が寄せられており、関心の高さがうかがえました。
講義は、発達障がいについて理解を図る内容が主でしたが、講師の経験を交えながら語られていたため、解りやすいお話でした。今回は低学年の子どもを想定した内容のお話でしたが、中学生や高校生の場合など対象を変えながら、今後も継続して開催してほしいと思いました。
報告③「エコ森教室『外来生物ってなぁ~に?』」(主催:横浜市立金沢動物園)
日時:9月22日(日)13:30~14:30
場所:横浜市立金沢動物園ののはな館
概要:ミニゲームやスライドを使って、外来生物とはどんな生物でどのような問題が起きているかについて理解を図る。
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ペットの多様化などに伴い、外来生物によって引き起こされる問題があるが、それは人の行いが原因になっていることを知ってもらい、問題を解消するためにどのような行動をとったらよいか考えてもらうことを意図していたと思います。
子どもも参加していましたが、主催者の質問に対して大人顔負けの答えがあって、好奇心や興味など探求心の強さに驚かせられました。
親子向けのイベントということで、カードゲームを使い、外来生物によって引き起こされる問題ついて子どもにも興味を持ってもらえるように工夫がされていました。ルールも解りやすく、カードさえ作ればどの団体でも活用できる内容だったため、懇話会参加メンバーからは、「活動の参考になった」との意見がありました。
(写真は会場となった「ののはな館」の様子)
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<参加団体> (順不同)
ボーイスカウト横浜市連合会(横浜地区・横浜中央地区・横浜南央地区・横浜みなと地区) 横浜市健民少年団 横浜市子ども会連絡協議会 横浜市こども青少年局青少年部青少年育成課