先々月、職員の齋藤が映画についてのブログを書いていたので、私も映画の話を！

大好きなスターウォーズの新シリーズがついに今日公開されます！
なぜかつい最近まで1年後の公開だと思っていたので（いろんなイベントに対しても「来年公開なのに盛り上がり方がすごいなあ、さすがスターウォーズだなあ」と思っていました）、気持ちが世間の波から完全に乗り遅れています。

スターウォーズを好きになった最大の理由が、スターウォーズの中で一番有名な大人気キャラクター「R2-D2」です。スターウォーズの話を知らなくても、「あの白と青の円柱型のロボットだよ」と説明すれば、大体の人は「ああ、あいつか！」となるのではないかと思います。
R2-D2は人間の言葉を理解していますが、話すことはできず、いつも機械音で主人公たちと意思疎通をしています。
しかし、身振りや音の高低等で、何となく「怒ってる怒ってる」「嬉しそうだ」「心配してるな」とその気持ちが伝わってきます。感情表現がわかりやすく、まじめで健気な姿に愛嬌があって、映画を観終わる頃にはR2-D2が大好きになっていました。

主人公たちもR2-D2の言葉を完璧に理解できるわけではないようで、その時の状況や声色、R2-D2の性格から「おそらくこんなことを言っているのかな」と予想してコミュニケーションを取っているようです。
R2-D2も主人公たちの動向にあまり大きく意見をする事はなく、そんなに難しい事は話さないようで、必然的に、R2-D2との会話の時は、状況と自分の気持ちの説明やこれからどうするかなど、主人公たちの話す量が多くなります。

先日シリーズを見なおしていた時に、11月に当センターで開催した「やる気を引き出すコーチング講座」で、講師の川本先生が言っていた言葉を思い出しました。
コーチングとは、相手が達成したい目標を引き出して、一緒に行動目標を立てていくコミュニケーション技術。良い目標を設定して、相手のやる気を引き出すためには、こちらから一方的にアドバイスを話して目標を決めるのではなく、相手の言葉を引き出して、相手の気持ちや、心からの目標を相手に見つけて口に出してもらう事が大切なのだそうです。
R2-D2は、主人公たちのコーチとして優秀な役割を果たしているのかもしれません。やっぱり素敵な相棒だなあと思いました。
フィクションの世界でも、このようなところから学ぶことは多いのではないかな、と思っています。来年は、もっといろんなところにアンテナを張りながら、いろんなものを見ていきたいです。

残念ながら、全世界同時上映（宇宙ステーションでも上映会をやるらしいです）の波には乗れないのですが、もう予約は取ってあるので楽しみです。

それでは、利用者のみなさんが、フォースと共にあらんことを！

職員：霜田