道志小学校交流事業の報告⑤ ~本田もすごいけど日産もすごいね編~
長かった報告もようやく「2日目」に突入。 今回が最後の報告になります。
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10月4日(金) <2日目>
2日目は「野島」から始まりました。
研修センターで少し遅めの朝食を済ませると、みんなで散歩に出かけました。
少し歩けば、潮風香る海。
初めは慣れない潮の香りに顔をしかめていた子どもたちでしたが、打ち上げられた漂着物の山を目にするや、好奇心に火が着いた様子。
恐る恐る、やがて大胆に、「宝の山」を棒でツンツン。
カニやきれいな貝殻、果ては、名も判らないような不思議な生物を見つけるに至ってなお、「ツンツン」が止むことはありませんでした。
ひとしきり「ツンツン」した後は、ちょっとお勉強。
海岸にほど近い『旧伊藤博文金沢別邸』を訪れました。
「イトウヒロブミ」?、「ショダイソウリダイジン」? 内部まで観られなかったこともあって、子どもたちは「?」の表情。
聞けば、まだ習っていないとのこと。
知識の替わりとばかりに、数々の木の実を手土産にして、研修センターへ戻りました。
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研修センターに別れを告げ、向かったのは最後の見学地「日産追浜工場」。
自動車の仕組みや工場の役割について映像で学習し、バスで敷地内施設を巡った後、実際に工場内部へと入りました。
工場の中はまるでSF映画の世界。
リフトやベルトに運ばれて規則的なリズムで進むドアや車体、部品や工具を乗せて行き交う無人車。
雰囲気に圧倒されたのか、子どもたちの驚く声も抑え気味でした。
圧巻だったのは、社員の方たちの熟練の技。
限られた時間内で、手際よくかつ丁寧に、部品の組立や点検作業をこなしていました。
快活な子どもたちですが、この時ばかりは言葉も声を上げることも忘れ、魔法のような手さばきを食い入るように見ていました。
見学を終えると、いよいよお別れの時間。
子どもたちはバスに乗り込んで行きました。
こちらが「さようなら」する手に気づき、振り返されるたくさんの手。
それは、ずーっとずーっと、、姿が見えなくなるまでずーっと続きました。
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2日間という短い時間でしたが、色々な体験・見学により、子どもたちは、たくさんの「発見」や「驚き」、「疑問」というお土産を持ち帰ってくれたのではないでしょうか。
そして私たちには、私たちが遠い過去に置き忘れてきてしまった「純粋さ」や「素直さ」を、お土産に残してくれました。