活動レポート財団だより

  • 掲載日:2014年1月16日
  • 掲載者:事業課

道志小学校交流事業の報告⑤ ~本田もすごいけど日産もすごいね編~

長かった報告もようやく「2日目」に突入。 今回が最後の報告になります。

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10月4日(金) <2日目>

 2日目は「野島」から始まりました。

研修センターで少し遅めの朝食を済ませると、みんなで散歩に出かけました。

少し歩けば、潮風香る海。

初めは慣れない潮の香りに顔をしかめていた子どもたちでしたが、打ち上げられた漂着物の山を目にするや、好奇心に火が着いた様子。

恐る恐る、やがて大胆に、「宝の山」を棒でツンツン。

カニやきれいな貝殻、果ては、名も判らないような不思議な生物を見つけるに至ってなお、「ツンツン」が止むことはありませんでした。

  

 

 ひとしきり「ツンツン」した後は、ちょっとお勉強。

海岸にほど近い『旧伊藤博文金沢別邸』を訪れました。

「イトウヒロブミ」?、「ショダイソウリダイジン」? 内部まで観られなかったこともあって、子どもたちは「?」の表情。

聞けば、まだ習っていないとのこと。

 知識の替わりとばかりに、数々の木の実を手土産にして、研修センターへ戻りました。

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研修センターに別れを告げ、向かったのは最後の見学地「日産追浜工場」。

自動車の仕組みや工場の役割について映像で学習し、バスで敷地内施設を巡った後、実際に工場内部へと入りました。

 工場の中はまるでSF映画の世界。

リフトやベルトに運ばれて規則的なリズムで進むドアや車体、部品や工具を乗せて行き交う無人車。

雰囲気に圧倒されたのか、子どもたちの驚く声も抑え気味でした。

 圧巻だったのは、社員の方たちの熟練の技。

限られた時間内で、手際よくかつ丁寧に、部品の組立や点検作業をこなしていました。

快活な子どもたちですが、この時ばかりは言葉も声を上げることも忘れ、魔法のような手さばきを食い入るように見ていました。

見学を終えると、いよいよお別れの時間。

子どもたちはバスに乗り込んで行きました。

こちらが「さようなら」する手に気づき、振り返されるたくさんの手。

それは、ずーっとずーっと、、姿が見えなくなるまでずーっと続きました。

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 2日間という短い時間でしたが、色々な体験・見学により、子どもたちは、たくさんの「発見」や「驚き」、「疑問」というお土産を持ち帰ってくれたのではないでしょうか。

そして私たちには、私たちが遠い過去に置き忘れてきてしまった「純粋さ」や「素直さ」を、お土産に残してくれました。

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