活動レポート野島青少年研修センター

  • 掲載日:2018年1月31日
  • 掲載者:nojima

【研修センター】MFA講習を受講しました

先日の大雪では野島公園が一面の雪景色に変わり、
センター裏手の野島山は雪山そのもの。たまに見る銀世界はとてもきれいですが、
翌日の雪かきまで考えると、「たまに」 だからこそいいのかもしれません…。

 

さて、そんな雪の日、研修センターでは 「MFA講習」 という応急手当の講習会を実施しました。

12月にはAEDの講習を受講しましたが、今回はAEDの使い方に加えて、
日常起こりうる擦り傷・切り傷から、万一の事故の場合でも
そばにいる者(バイスタンダー)としてできる手当ての方法について学ぶ講習でした。

どんな講習だったか、一部抜粋でご紹介させていただきます。

 

①搬送法・安全確保

怪我をしたり、万一の事態といったハプニングは、訓練時のように
助けるための条件が全て整った場所で起こるとは限りません。
道路上や海岸などといった環境では、より効果的な手当てができないどころか、
救助者自身が更なる事故に巻き込まれてしまう可能性もあります。
そんな事態を防ぐため、安全な環境であることを確認し、時にはけが人を移動させることも考えます。
この時に活躍するのが 『搬送法』 です。

自力で歩けるけが人を介助する方法や、毛布や担架を使ったり、抱きかかえたりして運ぶ方法など、移動させる様々な手段を学びました。

が、実際にやってみると予想以上に重いんです。1人では大変…。
写真の職員は約60kgと平均的な大人の体重ですが、持ち上げて5m移動させるのがやっとという大変さ。
講師の先生いわく、 「体を密着させる」 「背中を丸めない」 がポイントだそうです。

 

②胸部圧迫・人工呼吸(CPR)とAED

「意識がない」「呼吸をしていない」という場合は、胸部圧迫(心臓マッサージ)や人工呼吸(レスキュー呼吸)といった対応が必要になります。
これらの手当てのことを、CPR(cardiopulmonary resuscitation)と呼びます。
現在の考え方では、上記の兆候が見られたら胸部圧迫を行うことをまず第一としているそうです。
そして、心臓に何らかの原因があって胸部圧迫に効果がない場合は、
その原因を取り除くためにAEDを使用します。
CPRにAED、講座名のMFA…横文字が多くなってきました。

ちなみに、講習では成人・小児・乳児で異なる胸部圧迫の方法を教えていただきました。
これは体格を含めた成長度の違いなどによるものだそうですが、
どの場合でも対応ができるよう、全てのパターンで練習をしています。

上の写真は、手前の人形が小児向け、奥の人形は成人向けで練習しています。
どんな違いがあるか、観察してみてください。

 

③回復体位

意識・呼吸がなければCPR。では、呼吸がある場合は…?
こういった場合は、この後何らかの形で窒息してしまい呼吸を妨げることがないよう、回復体位という姿勢にします。

横向きとうつぶせの中間くらいの姿勢で、片腕を使ってのどが詰まらないようにします。
写真のポーズの後、もう少し体を手前側に倒して完成です。
手は、志村けんさんの 「あいーん」 のポーズに近いかもしれません。(みなさんご存知…?)

 

お昼寝の時間…ではありません。
自分で回復体位の姿勢を作り、どの位置に手を持って行ったら呼吸が楽か、
どの順番で姿勢を作るとスムーズかをそれぞれ試しています。

 

その他、火傷への対応や切り傷の止血法、熱中症への対応、精神面のケアまで、
多種多様な手当ての方法を学んだ1日でした。

 

 

さて、一見とても難しそうな応急手当ですが、
全く何もしたことがなくてもできることが、2つあります。

まずは、「助けを呼ぶこと」 です。
自分はできなくても、周りの誰かができるかもしれません。
「ばんそうこう持ってる」 「AEDのある場所知ってる」 など、
周りの人が動き出すきっかけになってもらえるかもしれません。

そしてもうひとつが、「壁になること」 です。
AEDを使う際には、衣服を脱がせる必要があります。
屋外で手当てをしていたら、風に吹かれた砂が傷口に入って、さらに痛い思いをすることがあるかもしれません。
そんな時に壁となって守ってくれるのは、けがをした人・手当てをしている人とも、とてもうれしいです。

「自分のできることをする」が鉄則の応急手当て、
そばに居合わせたら、できることをお手伝いしてあげてください。

 

もちろん研修センターでは、みなさんがケガなく、楽しく活動できるように、
万一の備えはもちろん、準備段階から安全に進めるためのお手伝いをいたします。
お困りのことがあったら、お気軽に職員にお声掛けください!

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