【報告】さくらリビンング スタッフ研修「こどもの行動の裏側」をしました
2021年3月16日(火)、教育委員会事務局スクールソーシャルワーカーの方々にお越しいただき、
「こどもの行動の裏側」というテーマで、今年度2回目のスタッフ研修を行いました。
日頃より「ロビーワーク」を大切にして、青少年との信頼関係をつくる働きかけをしていますすが、
青少年の抱える課題は年々複雑困難化してきているため、時には対応に困ることもあります。
今回は、事前にスタッフより、「今までに対応に困った事例」を抽出して研修に臨みました。
研修では、困難を抱えた一人の高校生の事例を基に、
『本人が正しく誰かに助けを求められるようにするためのサポート』の重要さや、
具体的な問いかけの方法などを教えていただくとともに、その本人に寄り添うネットワークの輪が
どのように大きく繋がっていったのかを教えていただきました。
参加したスタッフからは、
「さくらリビングでは、出来ることに限界があり、それを理解した上で、本人の意思を尊重できる多様な選択肢を
提示できるようになれたら…と考えさせられました。」
「何も出来なくても、まずは、1人ひとりの話をしっかり聞くことを実行しようと思いました。」
「本人を取り囲む支援ネットワークの図が具体的で分かりやすかった。心強いネットワークがあるのを知った。」
…と今後の業務の為になる多くを学ぶことができたようです。
さくらリビングスタッフは、今後も研修を重ねて、青少年に寄り添っていきたい…と思います。
※ロビーワーク:来所する青少年一人ひとりに寄り添い、青少年への声かけや何気ない会話から潜在的な課題や悩みを引き出し、青少年の成長を支援する活動。