【活動報告】中学生からの社会見学「自分×将来 研究という仕事」
自分の将来と仕事について考えるキッカケになるようにと、
今回は、株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所を訪問しました。
集まったのは…、
「面白そうな会社だから…」という中学生や
「文系なので、普段触れない理系に興味がありました…」という高校生など…。
当日は、テクノロジープロモーション&デプロイメント グループ長 夏目 哲さん(「研究を
売れ!」の著者)より、会社概要から9月予定の「こうのとり」で国際宇宙ステーションへ送
りける実験装置、砂漠化が進んでいる西アフリカで生態系を蘇らせる「協生農法」のこと、
東京パラリンピックでの優勝を目指して開発している義足のことなど…。『人類の未来を目
指して』の研究の一部を、難しい用語など中学生にも理解できるように、やさしい言葉を
使って、丁寧に説明していただきました。
その後、研究者さんそれぞれのお部屋や、思い立ったときにレイアウト変更できる自由自在
な壁の空間、研究をすぐ実践に移すためのリンターや工具が揃った工作室、プロモーション
ビデオなどがすぐに制作できる撮影機器の揃ったリビングのようなスタジオなど、
本当に自由な雰囲気の研究所を丸ごと見学させていただきました。
市内在学だった夏目さんへ、
「中学生や高校生へ、今しておいた方がいいと思うこと」を伺うと、
「とにかく経験…。経験だよね。また、自分の興味があることとは反対の体験もした方がい
いよ。中学、高校などの時、感じたこと、思ったことなどが、研究をする原動力になった
りもするからね…。」
とアドバイスをいただきました。
参加した青少年からは、
「すごく人を想って会社ができていることに驚いた!」
「話だけでなく、実際の研究室も見れて実感が湧いた!」
「研究でも色々な研究の場があり、その人に合った部屋があり、将来なりたいと思う幅が広がった!」
「利益のためだけに動いていると思っていたので、社会に貢献するために研究しているのを知って感動しました。」
という言葉が出ました。
※夏目さんはじめ、株式会社ソニーコンピュタサイエンス研究所のみなさま。
お忙しい中、本当にありがとうございました!