【研修報告】ユースコーディネーター養成研修 120名が参加しました
■■■ ユースコーディネーター養成研修 終了報告 ■■■
ユースコーディネーター養成研修は、「困難を抱える子ども・青少年に気づき、地域で支える」ことをテーマにしています。平成26年12月3日から27年1月28日までの4回の講座でしたが、連続4回参加された方、関心のあるテーマの回に参加された方など、合計120人という大勢の方にご参加いただきました。
各回のテーマは、児童相談所について、児童虐待、外国につながる子どもたちの課題、児童養護施設の子どもたちを取り巻く状況、社会的養護を必要とする子どもたち、学校と地域の連携の具体的取組みと、多岐にわたりました。
そして、それぞれの回で講義をもとにした事例検討やロールプレイ、グループワークや情報共有などの時間を設け、困難を抱える子どもを支えるために、自分にはどんなことができるか、どんな団体や機関と連携すればよいかなどを考えていきました。
地域の大人がどのように子どもたちの成長を支えていくことができるかを、講義とグループワークで学んでいったことで、参加者それぞれに気づきと学びのある研修となりました。
アンケートには、「連続講座だったので、集中して学ぶことができた。」「参加されていた方がそれぞれ活動されていたので、いろいろな情報を知ることができてよかった。」「全体をとらえる、見方を変える、背景をとらえるといった子どもを見る視点について教えていただいたことで、日頃の自分の子どものとらえ方をふり返ることができた。」などの言葉がありました。
講義は、それぞれ、普段はなかなか聞けない専門性の高い内容でしたが、一人ひとりの心の琴線に触れる素晴らしいものでした。その思いを大切に、このユースコーディネーター養成研修が、子どもたちの課題、サインに気づき、受け止め、子どもと地域や支援機関などをつなぐ一歩を踏み出す力、きっかけづくりになることを願っています。
来年度実施予定のフォローアップ研修が楽しみだという声もいただきました。 参加者の皆さんとまたお会いして、その後のお一人おひとりの活動をお伺いするのを楽しみにしています。
報告:齋藤
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