【シンポジウム報告】「心の声に気づく 向き合う」熱気あふれる3時間でした
▲▼▲▼ よこはまユース・シンポジウム終了報告 ▲▼▲▼
1月31日(土)午後1時30分から3時間にわたって行われた「よこはまユース・シンポジウム 心の声に気づく 向き合う―子どものサインをどう受け止めるか―」は、会場いっぱいの69人の参加者をお迎えし、熱気あふれる有意義なものとなりました。
《アンケートより…*非常に中身の濃いものだった。社会的弱者(子ども)が生きづらい世の中だと痛感している。*時間があっという間だった。行き届いたお話しの仕方や表面的に起きていることの裏側を考えるエピソードの数々が参考になった。》
まず、コーディネーターの都筑多文化・青少年交流プラザ(つづきMYプラザ)館長の林田育美さんから、つづきMYプラザの中高生との関わりとシンポジウムのねらいをお話しいただき、子どもの心の声、SOSに気づいたときに必要なことは何かを共に考えようということを確認しました。
その後、子どもの心の奥のSOSを教室で受け止めてきた前小学校長の麓泰介さん、放課後の子どもたちと真摯に向き合っている秋葉小学校放課後キッズクラブの主任指導員の伊藤宏子さん、そして、専門家の立場から臨床心理学博士でよこはまチャイルドラインスーパーバイザーの中本テリーさんと、3人それぞれの立場からお話ししていただきました。
《アンケートより…*多様なパネリストの方の話が聞けて面白かった。*4人4様、各々の立場での考え、意見が伺えて本当に良かった。自分自身を振り返るきっかけになった。》
休憩時間後のパネルディスカッションでは、登壇者にあてた質問にそれぞれ答えていただいたり、パネリスト同士、意見交換をしていただいたりと、会場がぐっと引き込まれ、参加者が地域の大人の一員としてできることを考える時間になりました。
《アンケートより…*同じテーマでも講師の方の立場によって考え方や対応の仕方が違うことが理解でき、多方面から考えることができた。*子どもは言葉で気持ちを伝えることができずにいることがある。そのときに少しでも分かってあげようと思う気持ちを持てたらと思う。*地域の子どもたちに目を向けることが大切であると思った。子どもの姿・言動に目を向けたい。》
シンポジウムが終わった後は、「本当に来てよかった」「とてもためになった」「学ぶことが沢山あった」など、参加者の皆さんはとても満足した表情で会場を後にされました。
コーディネーターやパネリストの皆さん、そして参加者の皆さんと共に充実した時間を過ごせたことに深く感謝します。そして、このシンポジウムが家庭で、学校で、地域で、子どもの笑顔が増えるために少しでも役立つことを願っています。
報告:齋藤
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