【研修報告】スーパーバイズの視点から 職員を育てる・チームを作る
2016年2月16日(火)に、マネジメントクラス・リーダー的役割の人を対象とした研修を行いました。
ご参加いただいたみなさま、お申込みくださった方、ありがとうございました!
新しい研修でしたが、定員を超えるお申込みがあり、ニーズの高さが伺え、また次回に活かしていきます。
10時~16時までの1日の研修となりましたが、あっという間にすぎるほど、
濃厚な内容となり、参加者の方からは、「もっと話を聴きたい!」という意見もありました★
午前中は、グループごとに座って、みなさんが抱えている課題を模造紙に出し合っては、
「無責任」に他のグループがアドバイスの付箋を貼っていくワークでした。体を乗り出したり、立ち上がったり・・・みなさんの様子は真剣そのもの。
他のグループから回ってきた課題を見ては、また話が盛り上がっていた会場内は、熱気がもくもくもくと・・・。
「無責任」というのが味噌で、模造紙に貼ってあるメモだけでは“課題”の背景や詳細はわかりません。「もしかしたらこうなのかな・・・。それとも・・・」と考えると書けなくなってしまうので、今回のワークでは「無責任に書いていい」というのが味噌だったと担当者としては感じました。
みなさん真剣に読んでアドバイスや同調や後押しなどを書いて、最後は、自分たちの模造紙が戻ってくると
「こんなに書いてある、うれしい!」という言葉が出ていました。
・ ◆ *・。▲ ※ ・’
【今回、担当者が感じたポイントは】
◆中心となるのは「利用者」・・・チームを作るために、職員の利益(やりやすさ)を求めてばかりではいけない。
◆スーパービジョン(※スーパーバイズの名詞)に、不可欠なのは「信頼関係を作る日常のコミュニケーション」
◆スーパービジョンの意義:職員個人を支え、育成することが利用者への良いサービスの提供へつながる。職員が働きやすい環境を整える。
【講師からのまとめ(メッセージ)】
人を育てるのは人であり、その関係です。だから、普段の仕事の中で、自らを、互いを見直す機会から始めてみませんか。
【今回の講師】
杉野 聖子 先生(江戸川大学総合福祉専門学校 専任講師)
でした。今回も実践の話を混ぜて話してくださったので、参加者も日常に落とし込みやすかったと感じます。