【研修報告】魅力ある講座企画の考え方
1月27日(水)9:30~12:00まで、34人の参加者を迎えて「魅力ある講座企画の考え方~対話力から構想力まで~」を実施しました。講師は、地域活性化のための企画づくりを支援し、全国各地で行政・市民向けの研修を行っている宇都宮大学地域連携教育研究センター准教授の佐々木英和さんです。
講座企画をテーマにした研修は、よこはまユースとして初めて取組んだ事業ですが、地区センター・コミュニティハウス・青少年の支援をしている団体・施設など大勢の方にお申込みをいただき、担当としてホッとすると同時に、講座や事業の企画には皆さん頭を悩ませているのだなぁと実感しました。
先生がまず取り出したのは、A4用紙に5色の付箋を貼ったもの。一体これはどう使うのか??
横浜市内で活動している人はピンクの付箋、神奈川県内で活動している人は青、それ以外の人は黄色の付箋を上げると、今日の参加者はどういう人が集まっているかが一目瞭然です。他にも自分で企画力があると思っているか、やる気があるかなど質問を変えて付箋を上げていくと、自然に参加者に笑みが浮かび、一体感が生まれます。
この手法も講座の戦術のひとつだと言う先生の言葉に皆さん納得!
次のキーワードは、「サンマを設計せよ!」サンマとは、時間・空間・仲間の“間”のことで、これは戦略の一つです。その後も、事業企画をするうえで、仲間との対話力の土台があるとスムーズに行くということで、Aさん、Bさんに分かれて自己紹介をしたり、研修終了後にどんな私になっていたいかなど、聞く・聴く・訊くの対話力のトレーニングをテンポ良く進めていきました。
休憩をはさんだ後は、事業や講座を企画するための戦略的思考を学びました。
・現実を数値化・課題化して具体的に把握する
・理想を描写し理念を明確化する
・具体的な方法を選択する
以上の3つのことをカラ―の付箋を使って、記入していきグループで共有します。 実技を交えながらワークシートで学び、盛りだくさんの内容にあっという間に2時間30分が過ぎていきました。
365歩のマーチを聞きながら事業企画のコツを教えていただいたり、ユーモアたっぷりの説明の中に、大事なポイントが沢山含まれており、アンケートでは、満足度94%・今後実際に生かせると思う97%という回答をいただきました。
先生の「学習なくして活躍なし」という言葉を胸に、仲間との交流を楽しみながら、しっかり充電(学習)して放電(活躍)していきたいと思いました。
担当:齋藤
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