活動レポート青少年育成センター

  • 掲載日:2015年9月4日
  • 掲載者:shisetsu

【講座報告】テーマ研修①(8/27)市民利用施設に来る中高生と向き合って

「中高生との向き合い方 ~地域の大人ができること~」のテーマ研修①を

8月27日(木)に行いました!

 

 テーマ「市民利用施設に来る非行傾向の中高生と向き合って」 

見学先の寺尾地区センターでは、

“やんちゃ”とは言い切れない中高生を排除するのではなく、受け入れることにし、取り組んできました。

施設によって、地域性もあり、さまざまな対応の仕方があります。その中で、

彼らを受け入れることにした寺尾地区センターでは、どのように職員が連携し、地域の方の理解を得ていき

ながら活動を行ってきたのか話を聞いていきました。

 

  ◆    ◆

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見学後、

「市民利用施設とは、“市民”が対象であるため、中高生もお客様なのです」

という館長の言葉から始まった研修では、時間が進むにつれて参加者のみなさんの表情が変わっていきました。

 

◆お話を聞いたのは4人

館長さん、職員さん、地域のボランティアの方(補導員さん、元警察官の方)

◆内容

職員さん:

中高生も利用対象者であり、お客様だ。しかし、他の利用者さんに迷惑をかけるのは、違うため、排除を視野に入れるが、

それも違うと思い、いつも揺れ動いている(館長)。

施設の職員・スタッフだけじゃ、限界がある。地域の方や他の施設の人と連携していくことで、支援する幅の広がりや隙間をなくしていくことができる。

地域の方と連携する際は、「名札」を用意する。施設と連携している人という立場ができるため、声をかけやすくなる。

地区センターを追い出しても地域で同じような行動を行うから、地域の問題がなくならない。

ロビーで朝から寝ている子がいる。彼らは、夜中に遊んで開館時間にそのまま中に入って

くるのだから眠いのもむりがない。

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ボランティアの方:

知らない子には、怖くてなかなか注意できないのが本音。けれど、補導員として地域を回っている時に上手な声のかけ方をしている姿を見た。その一言が「君かっこいいじゃん!ジャニーズに入れそうだね」だった。注意からではなく、まずこちらを向いてもらっていた。

先輩以外のSOSを出せる場所がないんじゃないか。

その他、グループ内でのトーク時にさまざまな話が出ました。

・何か危なそうなことをしていたら、警察に電話をしていいと思う。やってはいけない境界線をしっかり教えてあげるのも大切だ。

・大人も複数人で、関わっていくと安全につながる。

・「見ているよ」というメッセージを直接言葉で伝えなくとも表すことで、危ないことへ手を出しにくくなるのでは・・・。 など

 

◆アンケートから

●地区センターが地域の中高生の居場所となっていることをはじめて知りました。皆さんが声かけや対応・連携に気を配られていることがわかり参考になりました。

●子どもは地域の子ども、みんなで見よう。小さい頃からのつながりが大切。

 

いろいろな意見がでました。今回のグループトークは、途中で席を移動するワールドカフェ形式にしましたが、

話が尽きず、最初のメンバーでに戻った時は、それまでよりも声のトーンが一つ落ちて真剣みが増しているように

感じました。

 

◆    ◆  

「連続講座:中高生との向き合い方~受入れ?排除?地域の大人ができること~」は、まだまだ続きます!

次回は、9月10日(木)18:30~20:00 「中高生との関わり 葛藤と困難」

少しでも関心を持ってくださいましたら、当センターまでお電話ください(664-6451)。

 

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