「ユースライブラリー」のおススメ本①
ことぶき青少年広場の石井淳一さんから寄贈された「良くしようとするのはやめたほうがよい」を読みました。
寿福祉センターの村田由夫さんがアルコール依存の方々との関わりやAA(アルコホリックス・アノニマス)のプログラムを通して気が付いたこと、ご自身の息子さんと向き合って分かったことなどが書かれていた。
「良くしよう」とすることは、相手を支配したり管理したりすることで、結局は自分自身が満足したいがために相手を変えようとしているのではないか?と...。
人は「自らの気づき」があって初めて変わっていくものだとも言っています。
私もそう思いました。
いつも部下や関わりのある青少年に「ああしろ、こうしろ、ああでもない、こうでもない、君のためを思って言っているんだけど・・・。」なんて、数えきれないほど自分の意見を押し付けている場面が思い浮かびます。反省・・・。
この本に出合って、改めて相手の主体性を重んじることの意味や大切さを感じました。
非常に深みのある一冊です。
育成センターの“ユースライブラリー”に所蔵してあるので、是非ご一読ください。
育成センター長 富岡