【事業報告】「あそび」のボランティア入門講座
8月から9月にかけて夏休みの時期を利用した「あそび」のボランティア入門講座は、育成センターとしては新しい試みでした。
まず、対象が、これからの育成者として、担い手になるであろう高校生、大学生世代だったこと、そして、地域の活動団体と協力して事業を行うスタイルということも新しい挑戦でした。若者と地域と育成センターと三つ巴で行う事業でした。
メインの講師は『横浜市にプレイパークを創ろうネットワーク』(以下YPCとする)でプレイリーダーのお仕事をされている”かかし”さんと”れんこん”さんでした。
YPCの理事や役員の方々、各プレイパークの代表の方々など、多くの人の多大なるご理解や協力のもとの、この事業を無事終えることができました。
8月1日オリエンテーションが行われました。
子ども達に接することも初めての参加者もいますので、プレイパークとはどんなところか、
子ども達ってどんな感じか、遊びって何か、れんこんさんとかかしさんの丁寧なファシリテーションを受けながら
心構えを準備してゆきました。
聴くだけに終わらず、グループワークをしたり、実習にあたっての抱負を発表したり、頭も心も体も使って行われました。
翌日から9月22日の間のどこか2日間を各自の都合に合わせて選び、実習が行われました。
自分で実習先の代表者にご挨拶の連絡を入れるところから、参加者の皆さんは
礼儀正しく行って、実習の具体的な集合時間などを確認して各自の管理で実習は行われました。
各プレイパークは、立地はそれぞれ様々ですが、写真のように横浜市内の緑豊かな公園で開催されています。
夏の暑い盛りでしたが、緑の中を吹き渡る風が爽やかで、街中よりむしろ涼しいのが印象的でした。
熱中症も心配しましたが、体調を崩す人がでることもなく、厳しい夏を乗り越えられました。
長い実習期間でしたので、その間には台風があったり、色々なことがおこったと思いますが
ほとんどの人が1日ないしは2日間の実習を無事終えることができました。
振り返りも引き続きれんこんさんとかかしさんがファシリテーションしてくださり
皆で活動したことや学んだこと、感じたことをシェアしました。
YPCの岡野代表の講話を聴くこともでき、充実した内容で事業の幕を閉じることが出来たと思います。
この事業を通して参加者の皆さんが地域の活動の楽しさややり甲斐を身近に感じ
また今後もYPCへ行って引き続き活動を継続したり、いつかこの経験を糧にして
他の活動に繋げていってもえたら嬉しいと思います。
YPCネットワークさんのブログリンク
yokohamaplaypark’s diary (hatenablog.com)
※また、この頃、育成センターで受け入れをした大学生インターンが、この事業の振り返りに立ち合い、その時のことをレポートにまとめてくれましたので、ここに紹介いたします。振り返りの一コマのみを部分的に立ち会っただけですが、事業参加者と同じ年代の人から見た違った角度の感じ方がうかがえます。
レポート内に関連書籍の紹介もしています。センターに蔵書があり、貸出可能です。貸出ご希望は受付へお申し出ください。