【研修報告】納豆には何をかけますか「ユースコーディネーター養成研修第1回」
ユースコーディネーター養成研修 第1回 報告
10月15日(木)、ユースコーディネーター養成研修第1回が開かれました。テーマは、「子どもへの虐待から知る~子ども・家庭の困難と関係機関をつなぐ~」
講師に、横浜市中央児童相談所の竹内虐待対応・地域連携課担当係長をお迎えし、会場は54人の参加者でいっぱいになりました。
講義は、まず「あなたは納豆に何をかけますか?」という問いかけから始まりました。「砂糖?」「酢?」と聞いた時には、「えーっ」という気持ちになりますよね。しかし、確かに、砂糖や酢をかけて食べる風習、文化を持つ地域があるのです。「どうして砂糖をかけるの」「いつから?」と相手に興味、関心を持つことで、その人の背景を理解できます。
その気持ちが、子どもの困難に触れる時に大切になってくるのですと、お話は続きます。参加者は、竹内さんの熱い語り口にぐいぐい引き込まれていきました。
!よりよい支援をするために必要なこと!
・なぜ、子どもや家庭が困難を抱えることになったのかを考える・想像する
・そのために、子どもや家庭がどのように生活をしてきたのかを知る
・知るために、子どもや家庭から「教えてもらう」姿勢が必要
・そして何が必要かを考える
休憩をはさんでのワークでは、4~6人のグループに分かれ、事例をもとに・現状理解 ・課題整理 ・支援方針の決定 を考えていきました。
複合的な困難を抱える難しい事例だったのですが、各グループとも様々な視点で具体的な支援方法が出てきました。グループ発表の内容からも、その後の講師のコメントからも学ぶこと、気づくことが沢山あり、講義、ワークとも大変充実した満足度の高い研修でした。
担当:齋藤
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