父の日の花は何?
6月第3日曜日の21日は父の日ですね。母の日ほど盛り上がらない父の日ですが、皆さんはプレゼントか、何かイベントを考えていらっしゃいますか。
母の日はカーネーションが花屋さんの店頭を華やかに飾ります。さて、父の日の花は何でしょう?私が子どもの頃、我が家ではちょうど6月に庭に咲き誇るマーガレットが父の日の花だと母に言われ、家族はみんな信じ込んでいました。
今回改めて調べてみると、父の日の花はバラ。父の日は、1909年にアメリカのソノラ・スマート・ドッド婦人が、男手1つで自分を育ててくれた父を讃えて、教会の牧師にお願いして父の誕生月である6月に礼拝をしてもらったことがきっかけと言われています。ドッド婦人が父親の墓前に白いバラを供えたという逸話にあやかってのようです。
健在している父には赤いバラ、亡くなった父には白いバラを贈るという説もありますが、あなたのお父さんに似合う花は何ですか。
私の父は亡くなってもう10年になりますが、生前の寡黙な父を思い出すと、似合う花は高級感漂うバラよりも、庭に咲いているマーガレットのような気がします。
お父さん子で父の後ろにくっついて歩いていた幼い日の私は、自分の事よりも周りの人のために黙々と仕事をしている父の背中から沢山のことを学びました。
私たち幼い子ども達のために、海に浮かべて走らせたボートや、部屋いっぱいにレールを敷き詰めて動かした機関車など、本格的なおもちゃを手作りしてくれた父。愛情いっぱいに育ててもらったことに、父の日に寄せて改めて感謝の思いを深くしています。
職員:齋藤