あれっ、勘違い?!
自分では正しいと思った事が、最近?!になって勘違いだったなんて事が多々あります。
皆さんはどうですか?
☆「五月晴れ(さつきばれ)」の意味を勘違いしていませんか?
本来の「五月晴れ」の意味は、5月ではなく6月の晴れた日の事だそうです。
「五月(さつき)」とは旧暦の呼び方で、現在の暦である新暦では6月に相当します。
旧暦の5月、つまり現在の6月は梅雨の時期に当たることから、元々「五月晴れ」は
日本の気候の特徴である「梅雨の晴れ間」や「梅雨の合間の晴天」を指しました。
梅雨の長雨で、空模様も人々の気分もいまいち優れない期間に、ふと晴れ間が見えた
ときに使う言葉です。新暦5月のカラッとした晴天とは異なり、暑い夏の訪れを予感
させる晴れのことだったのです。
ところが時が経つにつれて、五月晴れの使われ方は変化してきました。
言葉の響きから、誤って「新暦の5月のよく晴れた日」という意味でも用いられる
ようになり、この誤用も正しい意味のひとつとして定着したそうです。
ちょっと、ややこしいですね。
また「さつきばれ」と読む場合には、旧暦5月の梅雨の合間の晴れを指し、
「ごがつばれ」と読む場合には、新暦5月のよく晴れた日を指すケースもあるそうです。
Co.日向