【育成スタッフブログ】「少年犯罪について」
最近、少年犯罪について関心を持つようになり、警察庁の平成30年度警察白書統計資料特-9に目を通してみました。
→平成30年警察白書統計資料
資料には刑法犯少年の年齢別、罪種別検挙人数が掲載されています。
平成29年度の14歳から19歳までの犯罪少年の総数は26,797人、凶悪犯に関しては438人。
その中で殺人で検挙された少年は45人でした。
統計資料によると年々、少年犯罪の総数も凶悪犯数も減少しているものの、未だに45人もの少年が殺人に関与していることに驚きました。報道される少年犯罪は一部でしかないことが分かります。話題にならない少年犯罪について私たちは知らないままになっています。
青少年が犯罪に関与しない、または巻き込まれないために大人は何ができるのでしょうか。
わたしたちにできることは、育成センターで青少年に関する幅広いテーマの研修・講座を展開し、青少年に対して理解を深めてもらうこと、そして、少年犯罪だけでなく、青少年に関する話題がマスコミで報道されてから青少年の現状に目を向けるのではなく、日頃から身近な子どもや青少年を「気にかける」ことではないかと思う今日この頃。
そういえば、最近は駅前のロータリーに屯ろする中学生見なくなったなぁ・・・。
同じ車両に乗る高校生はいつもは3人組だけど、最近は1人だなぁ・・・。
最近のニュースを見ながら、そんなことを考えています。