• 掲載日:2012年2月7日
  • 掲載者:育成センタースタッフ

23年度第4回「よこはまの青少年の体験活動に関わる懇話会」報告【育成センター】

昨年12月14日に、今年度4回目の「よこはまの青少年の体験活動に関わる懇話会」(以下、懇話会)を開催しました。

今回の会議でも、前回に引き続き、体験活動への参加報告とそれに対する意見交換を行いました。

今回報告のあった体験活動は、次の五つの活動です。

キッズコミュニティー「だれでも外あそび」(主催 ボーイスカウト横浜市連合会

活動の様子)

4人で釣り竿を操作して物を釣り上げるゲーム、穴の空いた板の上にボールを置いて板を傾けながらボールを穴から落とすゲーム、こぼさないようにしながら水を容器から容器へと移しかえるゲーム等様々なゲームに、身体や頭を駆使して子どもたちが取り組んでいました。それぞれのゲームにはテーマがあり、バランス感覚や環境意識をゲームを通して育めるようになっていました。ほとんどのゲームが複数で協力して取り組む内容になっていたこともあり、子どもたちは、ワイワイ!ガヤガヤ!と楽しさを共有しながら活動していました。

意見や感想)

イベントのちらしに平易な文字や言葉が使われていたり、ゲームの内容やルール、使用する道具がシンプルで、年齢・性別・障がいの有無に関係なく「だれでも」参加できる内容になっていた。

ボーイスカウトの方だけでなく地域住民の方たちの参加も多くみられ、地域のお祭りのような雰囲気で、地域とボーイスカウトが一体になっているように感じられた。

エコ森ワンダーパーク(主催 横浜市立金沢動物園

活動の様子)

多くの人たちに環境保護への関心を持ってもらおうと、環境問題に取り組む団体が展示ブースを設けたり、スタンプラリーやクワガタ飼育講座などを行いました。

入園料が無料ということもあり、親子を中心に多くの来園者でにぎわいました。スタンプラリーでは子どもが主体になってスタンプを求めて園内を駆け巡り、展示ブースでは親が主体になって子どもに解説をする様子が見られ、家族間のきずなも深まったのではないでしょうか。

意見や感想)

動物園で環境に関するイベントを実施することによって、子どもや子どもを連れた大人など、広範な人々に対して環境保全への意識を喚起することができる。

展示内容をより平易にすると、子どもたちの理解が一層図れると思う。

エコ森教室 ドングリで遊ぼう!(主催 横浜市立金沢動物園)

活動の様子)

親子一緒に、どんぐりを使ったコマややじろべえ、図鑑を作りました。道具の使い方やそれぞれの完成イメージについて、親子で「あーでもない」「こーでもない」と話し合い、小競り合いしながら(笑)、自分だけの作品を創り上げていました。作品が完成した後の子どもたちの満足そうな顔、大人たちのホッとした様子を見ていたら、温かい気持ちになりました。

意見や感想)

工作を通じて、親子の対話を促すことで、きずなを感じる機会になったと思う。

準備が大変だと思うが、自然物を工夫して物を作るという機会が現代の子どもたちには少なくなってきているので、今後も続けてほしい。

秋の全団活動(主催 横浜市健民少年団

活動の様子)

ペタンク(目標球に向かってボールを投げ合い、相手より目標球に近づけることで得点を競うスポーツ)やドッジビー(フリスビーを使ったドッジボール)のように、年齢・性別を問わず参加できるスポーツプログラムを行い、参加者同士の交流を図りました。「交流」と言いながらも子どもたちより大人たちの方が熱くなっており、私に至っては子どもたちに「大人げない!」と叱られる始末・・・(汗)。・・・熱くなるくらい面白かったということですね。

熱くなる大人(私だけ?)がいる一方で、子どもたちの方はというと、年少の子に対して投げ方を教えてあげたり、敵陣地の子であってもパスを出してあげるなど、余裕を持って取り組んでおり、その思いやりや気遣いのさりげなさが印象的でした。

最後は、使用した体育館をみんなで掃除をして気持ちよく解散しました。

意見や感想)

子どもも大人も一緒に楽しめる競技というのはそれほど多くないと思うので、自分たちの活動でもペタンクをやってみたい。

参加者があまり多くなかったのは残念だが、ゲームなどを通して仲間意識を自然に醸成できる点で良い活動だったと思う。

講演会「HIVについての正しい知識」(主催 ガールスカウト横浜市連絡協議会) ※「ガールスカウト神奈川県支部」内、「わたしたちの支部」ページから横浜地区の活動情報をご覧いただけます。

活動の様子)

横浜市立市民病院の立川先生を講師に迎え、HIVや後天性免疫不全症候群についてのお話を聴講しました。リーダー資格取得単元の一環ということもあり、大人だけでなく中学生・高校生の参加も多く見られました。参加した中学生・高校生たちからは、「学校の授業で習っている内容に重なる部分もあったので、理解しやすかった」との感想が聞かれ、難しいテーマにも関わらずたいへん好評でした。

意見や感想)

女性の身体をどのように守っていったらよいかという視点から、男性の方にも是非聞いてもらいたい。

団体の活動として取り組みの遅れているテーマなので、今後の活動の中で健康教育の一つとして取り上げていきたい。

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今年度の取り組みは、今回をもってひとまず終了しました。

参加団体間でそれぞれの活動に参加する機会が、これまではあまりなく、今年度の取り組みにより、徐々にではありますが、団体相互の交流・理解が進んだのではないかと思います。この取り組みが、参加団体同士の協働事業に発展し、青少年の体験活動機会をさらに拡大できることを願っています。

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<参加団体> ※順不同

横浜海洋少年団  ボーイスカウト横浜市連合会  ガールスカウト横浜市連絡協議会  横浜市健民少年団  横浜市子ども会連絡協議会

ヨコハマ未来地図づくり100人委員会  横浜子どもと自然ネットワーク

横浜市環境創造局公園緑地部動物園課  横浜市立金沢動物園  横浜市環境創造局政策調整部政策課  横浜市こども青少年局青少年部青少年育成課

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