【馬車道通信№22】もう猛暑
昨年の関東地方の梅雨明けは7月25日でした。
今年は7月6日。 約20日ほど早く夏がやってきましたね。
そして、連日の「猛暑日」。 「今からこの暑さが続くのか…」という感じですね。
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さて、私が小学生だった頃(そうとう昔)、夏休みの宿題だった「毎日の天気・気温調べ」では、『30度超え』はそれほど頻繁になかったように思えます。
中高の部活は「“休憩時以外は水を飲むな”世代」ですが、日中5時間くらい外で運動しても倒れることはなかったような気がします。しかしこの暑さはさすがに「ムリです」とお断りするレベルです。
そうです。以前より確実に「日本が暑くなっている」ように感じます。
と、いうことで20年前、1993年の横浜の7月平均気温を調べてみました。
……なんと「1993年7月→21.9度」。 「えっ!」と驚きましたが特にこの年は低かったようです。90年代~2012年まで、おおよそ27.5度前後で推移していますので、ここ20年間でそれほど上がっていないことになります。(ちなみに80年代は25度前後で推移してるので30年間では約2度上がっていることになります)
しかし、ここ数年の暑さは特に酷いように感じます。刺すような日差しとジメジメとした湿度、そして熱帯夜…。 なぜここ数年で急に暑くなったのかというと、ニュースなどによると特に都市部で「ヒートアイランド現象」、そしてジワジワと蓄積された「地球温暖化」によって、温まったコンクリート等により1日中気温が下がりにくくなり朝も夜もずっと暑いので、実際の気温より“体感温度”が上がっている、とのことです。
毎日、「熱中症に注意を」という言葉が聞こえてきます。みなさまも、くれぐれも体調管理には気を付けてください。私は、熱中症に注意しつつも「熱中できるもの」に出会える夏にしたいです。(N)
【馬車道通信№22 2013年7月号】 (PDF約480kb)
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