【育成スタッフブログ】ユースワーク協議会主催「第1回 実践交流サロン」@ZOOM
5月1日(金)、ユースワーク協議会主催「第1回 実践交流サロン」@ZOOMに参加しました。
この会は、全国のユースワークに関わる人同士が交流しつつ、お互いの実践から学び合うことを目的に、おもに京都・神戸・名古屋・横浜・札幌の各団体の職員が集まり、実施しています。
第1回は、「オンラインユースセンター/オンラインユースワークの現状と可能性」をテーマに、「オンライン」でのユースセンター運営にいち早く取り組んでいる、尼崎市立ユース交流センター館長の片岡一樹さんのお話をお聞きして、参加者が所属する都市の現状の共有と意見交換を行いました。
昨年10月に開設された尼崎市立ユース交流センターが、4月に緊急事態宣言が発令されてから、「オンライン・ユースセンター」の取り組みを始めるに至った経緯、オンラインで若者と関わる際に気をつけていること、そのための様々な工夫や体制などを、報告していただきました。
よこはまユースとしては、さくらリビング(青少年交流活動・支援スペース)において臨時閉館状況でのオンライン支援「さくリビオンライン」に取り組んでいます。
双方の比較としては、さくらリビングにおいては本来の営業日に特定の時間設定で配信・双方向通信を行っていることに対して、尼崎市での取り組みでは同様のイベント的実施を経て、通常営業日により近い形で常設のオンライン空間の開設に移行している点が大きな相違点と言えます。
どちらも始まったばかりで日が浅く、課題や改善点はこれからの状況ですが、オンラインコミュニケーションの円滑化・効率化、利用者の特性や傾向、未利用者に対する捉え方やアプローチといった共通の認識を確認するとともに、「ユースワーカーができること」といった原点的な問いかけの大切さを共有するなど、考えを深める時間となりました。
【ユースワーカー協議会facebookページ】
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