活動レポート財団だより

  • 掲載日:2011年11月28日
  • 掲載者:事業課

【報告】鶴見川の生き物発見!〜鶴見川生物観察会・清掃活動〜【よこはまユース】

2011年10月30日(日)に鶴見川河口域と横浜サイエンスフロンティア高校にて同校の生徒さんの指導で自然観察教室と清掃活動を行いました。

当日の午後は雨が降りましたが、活動時間である午前中はお天気にも恵まれ、絶好の活動日和になりました。

多くのご参加をいただき、11班に分かれて活動しました。


まずは、横浜サイエンスフロンティア高校から鶴見川に架かる潮鶴橋まで清掃活動しながら野草観察です。

最終的にはリアカーいっぱいのゴミが集まりました。

 

潮鶴橋に到着したら、今回のお楽しみ企画「第1回鶴見川ダックレース」開催!!

事前に自分の名前などを書いておいた「おもちゃのあひる人形(ラバーダック)」を潮鶴橋から鶴見川に投げ込んでレーススタートです!

下流の潮見橋がゴールです。結果はビデオで撮影しておいて、高校に戻ってから発表です。

 

レースの間に、さらに下流にある貝殻浜や前日に仕掛けておいた網で生き物を探します。

しかし、残念ながら網には何も入っておらず、貝殻浜でもほとんど生き物は見られませんでした。

 

そんなこともあろうかと(?)、高校に戻って事前に高校生が集めてくれた生き物(プラナリアなど)を高校生の指導により実体顕微鏡や電子顕微鏡を使って観察したり、同校で飼育・研究している生き物(ウーパールーパーなど)を見学したりしました。

 

最後にダックレースのビデオを見て、表彰式を行いました。


鶴見川という都会の川にも生き物はいます。しかし、今回、生き物を見つけるのが大変だったということは生き物が住みやすい環境ではないということを示しています。

わずか30分程度でリアカーいっぱいのゴミが集まったことは、何を意味しているのでしょう?

野鳥も何羽か見ることができましたが、餌となる生き物がたくさんいれば野鳥の数はどう変わるでしょうか?

ちなみにダックレースは、鶴見川にもっと生き物が戻ってくればいいなという思いを込めた企画でした。

今回ご参加いただいた皆様も、それぞれ何か気づいたことや思うことがあったようです。

自分で気づいた思いを大事にしてほしいと思っています。

ご参加いただきました皆様、どうもありがとうございました。

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