活動レポート財団だより

  • 掲載日:2014年10月24日
  • 掲載者:事業課

見た!浴びた!学んだ! ~はまっ子どうしキャンプの報告②~

<7月28日(日) 2日目>

2日目は朝からアクティブでした。

ひんやりした道志の水で眠気の残る顔を洗い流すと、ハイキングと虫採りに出かけました。

「的様」は、コテージ近くを流れる室久保川上流で見られる川床の模様で、水中に沈められた的のように見えることからこの呼び名があります。

   

“道志の森は「スター」の隠れ家。子どもたちに人気のカブトムシやクワガタが人目を忍んで訪れる。”

そんな情報を得たスタッフが前夜のうちに森に仕掛けを施し、虫たちへの接触を試みました。

期待に胸を躍らせながら森へと入っていく子どもたち。

仕掛けは6つ。

「そのうちの1つにでも掛かってくれていたら・・・」 子どもたちは息を殺してゆっくりと仕掛け箱を覗き込みました。 

残念ながら、この日「スター」は不在。

ため息を吐き出してお腹が空っぽになったところで、朝食へとコテージに戻りました。

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お腹が満たされた子どもたちは、気力・体力ともに万全な状態で「川遊び」に臨みました。

川に入れば先輩も後輩もない、とばかりに、子どもたちもリーダーも一緒になっての水の掛け合い。

ずぶぬれになり全身で自然を感じるその姿は、本能を解放しているようでもあり、どの顔にも屈託のない笑顔が浮かんでいました。

 

恒例となった、川遊びの合間の「スイカ割り」。

「こんな棒じゃ割れないよ~」と言いながらも、「自分ならできるかも・・・」との期待を胸に挑戦する力自慢たち。

「当たった!」 確かな手応えとともに目隠しを外した子どもの前には、変わらないスイカの姿。

やっぱり今年も割れませんでした・・・(笑)

「やっぱり」と言えば、やっぱり人気者は拍手や歓声がないと登場してくれないのでしょうか?

みんなの楽しそうな歓声に誘われて、この頃になってようやくクワガタが姿を現しました。

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冷えた身体を日差しで温めながら昼食を済ませると、子どもたちは『森のコテージ』に別れを告げ、最後の目的地へと出発しました。

バスに揺られてうとうとする間に、横浜市の水源涵養林『源流の森』に到着。

ここでは、横浜市水源林管理所長が、道志から横浜まで水がどのように運ばれているかや水源林の役割をお話ししてくれました。

バスでの仮眠により頭をすっきりさせた子どもたちは、ここでも元気いっぱい!

水源林の模型を使った実験や質問の場面では、たくさんの手が上がりました。

  

 最後のプログラムを終え、安堵とともに疲れの色が浮かび始めたリーダーたち。

それとは対照的に、軽快な足取りで森を抜け、勢いよくバスに乗り込む子どもたち。

楽しい時間を慈しむように、車中で眠りに就くこともなく、歌声を響かせながら横浜へと向かいました。

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こうして、今年のキャンプもあっという間に終わりました。

初めての出会い、初めての調理、初めての遊び・・・色々な初めてを子どもたちは体験したことと思います。

2日間の体験の中で感じた想いが、みんなの胸にいつまでも残っているといいな。

<終>

 

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