はまっ子どうしキャンプ2013の報告②~キャンプに行けばよかったよね編~
7月29日(日) キャンプ2日目
いつもより少し早めの起床で、2日目は始まりました。
きれいな空気を体いっぱいに感じながら、みんなでハイキングに出かけました。
目指すは、「的様」。
マトヨウ?テキヨウ?
これは、コテージ近くを流れる室久保川の川床に見られる同心円紋様をした花崗岩のことで、「マ・ト・サ・マ」と読みます。
川の不思議な景観や冷たい水に触れるうち、子どもたちの目も次第に覚めてきたようで、的様の滝の音を聴いた後では、すっきりとした顔つきになっていました。
コテージへ戻る頃にはお腹も減りはじめ、時折、川の流れに「グーグー」とお腹で合いの手を入れながら賑やかに帰りました。
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朝食でエネルギーを補充すると、うずうず、そわそわ。子どもたちはもうすっかり活動モード。
「早く遊びたい!」という子どもたちの心の声に応えるように、川遊びは始まりました。
子どもたちはもちろん、高校生リーダーたちも、水を掛けたり、掛けられたり、びしょびしょになって自然を全身で満喫していました。
みんなの笑顔や歓声に包まれていると、見ているこちらまで楽しい気分になりました。
川遊びの合間には、夏らしくスイカ割り。
ドキドキ、ワクワクする感じを一人でも多くの子に味わわせたくて、ちょっと小細工を。
「ちょっと」のはずが、割れないスイカになってしまいました。
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川遊びが終わったのを見計らったかのように、 突然、大粒の雨が降ってきました。
予定より早めに昼食を済ませると、慌ただしく『森のコテージ』を後にし、最後の目的地へと向かいました。
向かった先は『源流の森』。横浜市の水源涵養林の一つです。
『源流の森』では、横浜市水道局水源林管理所長が模型などを使って、「水を貯める、水を浄化する、洪水を防ぐ」といった水源林の役目を解かりやすく説明してくれました。
夏休み中だったため、「自由研究の題材に」という子もおり、話を聞くみんなの眼差しは真剣そのもの。
中には、静寂の木々に癒されてしまっている子も・・・(笑)
森に別れを告げると、その癒し効果はすっかりみんなに伝播し、みんなの寝息を運ぶように、バスは静かに横浜へと向かいました。
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こうして1泊2日のキャンプは、あっという間に終わりました。
あっという間でしたが、たくさんの子どもたちの素直な笑顔と、たくさんの高校生リーダーの頼もしい姿を、「発見」することができました。
キャンプに参加したみんなには、どんな「発見」が残ったのでしょうか。
もう少しみんなといたかったなぁ・・・
そう思える二日間でした。 <了>