活動レポート財団だより

  • 掲載日:2012年2月10日
  • 掲載者:事業課

【報告】天文教室【よこはまユース】

2012年2月4日(土)に横浜サイエンスフロンティア高等学校にて「天文教室」を開催しました。

前日の2月3日は「節分」で、当日は「立春」でした。

ちなみに「節分」とは季節を分ける日のことで、1年に4回あることはご存知でしょうか?

当日は参加者の皆様の普段の行いを象徴するように、雲1つない晴天に恵まれました。


先週の化石の教室に続いて、今回の企画・準備・実施もすべて同校天文部の皆さんが一生懸命行ってくれました。

この日の横浜の日の入の時間は17:12です。

星が見えるようになるまで、まずはホールでデジタルプラネタリウムを使って宇宙や星座についてお話します。

天文部の活動紹介、惑星や星雲、星団について、黄道12星座について、そして当日18時に見られる星空について説明しました。

また、横浜では街の明かりなどで星が見えにくくなっていることもプラネタリウムで再現してお話しました。

活動紹介
すばる(プレアデス星団)
横浜サイエンスフロンティア高校校庭から見た星空

 

プラネタリウムでの予習が終わったところで、そろそろ星が見えだす時間になりました。

みんなで屋上に上がって天体観測のスタートです。暦の上では「春」となりましたが、まだまだ冬の星座が見ごろです。

屋上での観望

 

フラッシュ撮影すると星が見にくくなるため写真はありませんが、口径30cmという大きな天体望遠鏡で木星や月を、フィールドスコープや小さな望遠鏡、双眼鏡を使って月や、すばる(プレアデス星団)などを観察しました。

また、プラネタリウムでお話した星座の見つけ方を実際の星空で試して、自分の目で冬の大三角や北極星を見つけることができました。

終了後のアンケートでは、「大きな望遠鏡で木星にシマシマ模様があることを発見したり、月のクレーターが予想よりもでこぼこしていたことに驚いたりして、とても楽しかった」という意見や「意外と宇宙や星座って面白いと思った。もっと宇宙について知りたくなった」という意見をいただきました。


オリオン座に1等星の「ベテルギウス」という赤い星があります。

この星は年老いた恒星で、いつ爆発してもおかしくないと言われています。

そして爆発した恒星の残骸が集まって、また新しい恒星が生まれます。新しい世代へとつながっていくのです。

人間も同じだと思います。よこはまユースは、次の世代の子どもたちへと「つながる」支援を行っていきたいと思います。

ご参加いただきました皆様、どうもありがとうございました。

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