活動レポート財団だより

  • 掲載日:2014年9月3日
  • 掲載者:事業課

作った!食べた!踊った! ~はまっ子どうしキャンプの報告①~

‘ 赤道を越えても腐らない水 ’

かつてそう謳われた清流・道志川が流れ、立ち並ぶ木々の緑も鮮やかな山梨県道志村で、今年も1泊2日のキャンプを行いました。

このキャンプは、横浜ではふれる機会の少なくなった大自然を体感すること、そして、学校や年齢の異なる仲間たちと同じ時間を過ごすことを通して「新たな発見」や「気づき」を得てもらいたいとの思いから始まりました。

子どもたちに加え、リーダーの大学生・高校生ボランティアも併せて100人近い参加者は、賑やかな歓声とともに道志村へと出発しました。

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<7月26日(土) 1日目>

最初の目的地は、道志川に架かる「久保吊り橋」。

吊り橋渡りでひんやりした気分を味わった後、涼しい森の中で昼食を・・・

と予定していましたが、まさかの大渋滞!

到着予定時間を大きく遅れたため、予定を変更して次の目的地、『みなもと体験館』へ向かいました。

 

『みなもと体験館』は食体験・ものづくり体験のできる施設です。

子どもたちは間伐材を使った工作プログラムを行いました。

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カラーペンや端材を使って木片にイラストや名前を描いていけば、オリジナル「ドアプレート」のできあがりです。

何を描こうか悩んでいた子どもたちでしたが、リーダーに手伝ってもらったり、真似たりしながら思い思いに作品を作りあげました。

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「みなもと体験館」を後にした一行は、宿泊地の『道志森のコテージ』へと移動しました。

コテージに荷物を置くと、のんびり横になりたい気持ちを押さえて、野外炊事場へ集合。

夕飯作りの手順をみんなで確認して、いざ作業開始!

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このキャンプには4年生から6年生までの小学生が参加しており、野外炊事の経験もまちまち。リーダーの手を借りながら作業は進みました。

薪を割る力強い手、野菜を器用に切り分けるしなやかな手・・・

様々な手に触れるうち、子どもたちはリーダーを輝くような目で見るようになっていました。   

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 たまねぎや火の煙に目をしばたせながら、なんとかカレーライスが完成!

いっぱい働いた分、みんなお腹はペコペコ。

長時間の力作をあっという間にたいらげました。

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たくさん食べて体力が回復したところで、いよいよ1日目のハイライト。

「キャンプファイアー」の幕開けです。

キャンプファイアー①

普段、間近で火を見ることのない子どもたちは、盛る火に初めのうちはおっかなびっくり。

でも、「火の神」に煽られながら徐々に「火の子」と化すと、本能を解き放つかのように手を鳴らし、足を踏み鳴らし、火の勢いと一体となって躍動していました。 

キャンプファイアー②

火に照らされて時折見える子どもたちの顔が輝いて見えたのは、汗のせいばかりではなかったように思います。

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キャンプファイアーが終わる頃にはすっかり夜も更け、「天の川」が空にはっきり確認できるほど、辺りは暗がりに包まれていました。

その天の川に「明日も素敵な一日を」と願いをかけながら、子どもたちは眠りに就きました。

<続く>

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