活動レポート野島青少年研修センター

  • 掲載日:2019年2月10日
  • 掲載者:nojima

「みんな」と「てんでんこ」 ~防災キャンプ報告①~

暦の上では「立春」を過ぎたというのに、春の気配を露ほども感じられない日が続きますね。

それもそのはず。

四方を海に囲まれた日本の場合は、立春の頃に寒気のピークを迎えるそうです。

今年も例に違わず、ここ数日、関東地方でも積雪が予想されるほどの寒さに見舞われています。

そんな立春後の週末、子どもたちにもっと防災に関心をもってもらえるようにと、『Kids & Junior 防災キャンプ』 を行いました。

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“防災訓練”

学校や会社はもちろん、地域においても年に1回以上は取組みがあるかと思います。

「やっておいた方が良いよなぁ・・・」「備えておくことは大切だよなぁ・・・」と解かってはいるものの、他のエンターテインメントと比較してなかなか足が向かないという方は多いのではないでしょうか。

そこで、災害時に役立つ食事づくりや夜の避難ハイク、ダンボールをつかった寝場所づくりなど、子どもたちでも楽しく参加できるようにと企画したのが今回のキャンプです。

 

参加したのは、小学生を中心に、幼児から大人までの45人の方たち。

夕方に集合すると、先ず2ℓの水が一人1本配られます。

「これから明日の朝の解散まで、水はこの1本だけで過ごしてもらいます。飲み水も食事づくりも、手洗いや歯みがきも全部この水だけで済ませてください。」

スタッフのアナウンスに、子どもたちからは「え~~っ」という声があがりました。

被災時を想定して、今キャンプではトイレ以外で使用できる水はペットボトル1本のみ。 ただの水が貴重な水へと変わります。

慣れない状況に子どもたちは不安がるかと思いきや、そんな状況を楽しんでいる様子でした。

 

水を手に入れた後は、夕食のカレーづくりに取り掛かりました。

カレーはレトルトですが、米はビニール袋を使って鍋で炊きました。

スタッフの指導の下、各自米150g、水220ccを計って袋に入れていきます。

  

袋の中の空気を抜いて、鍋で火にかけること20分。 温かいご飯が炊きあがりました。

 

米が炊けるまでの間を利用して食器の用意。

既製のお皿に食品用ラップフィルムをかければ、水洗い不要の器が完成です。

  

貴重な水の使用を極力抑える、被災時の知恵ですね!

寒い中での活動だったため、身体の温まる一品も用意。

コンソメにドライオニオンを入れただけの簡単なスープです。 味を調えたところでちょっと味見 (笑)

 

小さなシェフも納得の味に仕上がりました。

湯煎したカレーも温まり、いよいよみんなで 「いただきまーす!」

 

カレーの辛さに顔をゆがめながらも、子どもたちはお腹いっぱいになるまで頬張っていました。

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食後は、ちょっと真面目に防災のお勉強。

お勉強とは言っても、逗子市の中高生たちが昔話『桃太郎』をベースにストーリー仕立てで考案したお話しなので、子どもたちにも聞きやすく解かりやすい内容になっています。

初めのうちはガヤガヤとしていた子どもたちも、次第に真剣な表情へと変わり、話に聞き入っていました。

 

地震が発生した際に身を守る練習をしている時でした。 突然、室内に緊急地震速報・津波警報のアラームが響き渡りました・・・

・・・が、これは訓練のための模擬放送。 そうとは知らない子どもたちには一瞬緊張が走ります。

その後ネタばらしをして、スタッフ誘導の下、野島山頂上までの避難ハイクに向かいました。

 

訓練と判った安堵感と仲間たちと夜歩く昂揚感から、笑顔で進む子どもたち。

その姿は、避難訓練にしては不真面目と映るかもしれませんが、「楽しく防災知識を学ぶ」このキャンプではこれも‘アリ’なのです。

暗くて先の見えない階段を進む不安や高所を上るたいへんさを、子どもたちは身をもって学んでいました。

 

野島山から戻る頃には、もう眠る時間。

ダンボールを使った寝場所づくりにとりかかりました。

先ずは実際の避難所と同じように、それぞれの過すスペースを区画割りしていきます。

 

みんなが平等の条件で過ごせるように、通路は壁際に設け、メジャーを使って1人当たり1.5m×2mの区画をきっちりと測ります。

そうしてできたスペースに、ダンボールを敷き、毛布やシーツ・寝袋等を準備していくと、みるみるうちに避難所ができあがりました。

 

子どもたちは、床の堅さや冷たさに違和感を覚えた様子でしたが、それよりも慣れない活動による疲労感が上回ったようで、次々と眠りに落ちていきました。

<続>

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